「面白い! 人類の起源、そして“エイリアン”の起源に迫る傑作SFシリーズ 新章の幕開け」プロメテウス Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
面白い! 人類の起源、そして“エイリアン”の起源に迫る傑作SFシリーズ 新章の幕開け
2012年の初公開以来3度めの鑑賞だけど、前2回に加え今回もメチャクチャ面白くて、2時間があっという間だった
小学生の時に劇場でシリーズ1作目「エイリアン(1979)」を観て衝撃を受けて以来 持ち続けていた、
エイリアンって一体なに?
どうやって生まれたの?
といった自分の疑問に迫るストーリー展開がとても興味深く、観るたびに新しい発見もあり見ごたえたっぷり
元々、シリーズ1作めと2作目が好きでしたが、それに負けず劣らず本作も肩を並べるレベルのお気に入り作品です
VFXの氾濫する現代のSF映画において、シリーズ前作までを踏襲した美術とセットデザイン、そして“本物感”にこだわったロケーション撮影によって生まれた重厚で美しい映像が作品自体に格調の高さを与え隅々まで素晴しい出来上がりに惚れ惚れします
主役のショウ博士を演じるノオミ・ラパスさんの雰囲気がすごく良くてメチャクチャかっこいい、恋人とのセックスで寄生した結果 “トリロバイト”を妊み、自ら手術台に乗り腹を割き取り出すシークエンスは最高、1作めからのレジェンドを演りきった“リプリー”ことシガニー・ウィーバーさん顔負けの女戦士っぷりが最高に熱い展開でした
と、何度も何度も観返したくなる、SF映画シリーズの傑作であり重要作でもあります
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