「見栄や建前ではなく、人や課題と向き合い、乗り越えることの大切さを学べる映画です。」Black & White ブラック&ホワイト 向山雄治さんの映画レビュー(感想・評価)
見栄や建前ではなく、人や課題と向き合い、乗り越えることの大切さを学べる映画です。
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クリス・パインとトム・ハーディが共演するラブアクション映画です。
イケメンモテモテなFDR(クリス・パイン)と、奥手で不器用なタック(トム・ハーディ)という対照的な二人が、偶然、同じ女性を出会い、争奪戦を繰り広げます。
CIAの特権を活かして、あの手この手で、お目当ての女性を振り向かせようとするさまは、とても面白いです。
FDRは女性関係、タックは家族関係に課題を抱えていて、それぞれの課題を解決していく中に心温まるものがあります。
個人的には、本当はCIAだけども、家族には「旅行関係の仕事」とウソをついてて、表面的な部分しか見せないタックに愛想が尽きてた奥様が、タックの本当の仕事を知ったときの変化っぷりに感動します。
奥様:「はじめまして。タック」
タック:「これが本当のおれなんだ」
奥様:「よかったらこの食事でも。家族として」
子供とのやりとりも含めて、この辺の流れは、何度も観ちゃいました。
等身大で人と関わり、すべてと向き合い、一緒に前進していくことの大切さを学ぶことが出来る映画です。
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