宇宙戦艦ヤマト2199 第一章「遥かなる旅立ち」のレビュー・感想・評価
全7件を表示
巨大戦艦の迫力ある浮揚シーンにテンション上がる
異星人の襲撃で荒廃した地表や地下都市のビジュアルが圧倒的。
60分ほどの短い上映時間ながら、事の発端からヤマトの出撃までテンポよく過不足なく物語が進んていって楽しく鑑賞できた。
素直に感動です。
映画館で観損なったので、予約してまで(近くのレンタル無かったので)観ました。
多くの前評判通り素晴らしい出来でした。
オリジナルは同世代の人、全員がそうだけど、青春時代を
この作品と共に過ごした。
私にとって忘れられない作品です。
そのリメイクは凄い!
まず、細かい設定や音響、それにストーリーがリアルに
修正されていて、マニアの心を本当にくすぐります。
特に主砲、ショックカノンと通常砲撃との違いや
船に命中した際の音の素晴らしさよ。
メカフェチも納得です。
佐々木さんの声も全然衰えていない。
さらに哀愁をおびた素晴らしい声で歌ってくれています。
何よりもヤマトが発信するシーン。
これで涙が出ないなんてファンじゃない。
とにかく、待って、心配して、観て良かった。
アニメの画がカッコよくなりすぎてますけど
沖田艦長はむしろオリジナルより渋くて良いです。
擬装解除!脱鋲!!ヤマト発進!!
すばらしい作品をありがとう。
みんな本当にヤマトが好きなんだって解る作品でした。
本当に30年以上経ちますが待っててよかったぞぉおおおお!
新たなるヤマトの発進。
往年の名作宇宙戦艦ヤマトのテレビシリーズを今風にリメークしたらと言う思いはファンだったら誰もが感じるはず。
今回、その思いがついに実現しました。
まだ、話は始まったばかりですが、有名どころのエピソードをどうアレンジするかが見ものである。
さらば~駄作よ~♪
あぁ、どうしよう^^;
久々に劇場アニメで声を上げて泣きそうになった。
待っててよかった、ファンでよかった、
こんなスーパーエクセレントなリメイクに出逢えるとは!
…もうまさかムリだろうと思っていた(汗)
本作のリメイク?やら、新作?やら、ワケの分からない
作品が近年何本も公開されて、過去のTVシリーズからの
ファンを幾度も失望させてきた、宇宙戦艦ヤマトシリーズ。
ジャニーズ主演の実写化など、
一体何を考えてるんだ?な酷い出来映えで、あれをヤマト
だと思って観てしまった若年層に、こんなもんですかね?と
感想を言われる屈辱感たるや…この気持ちは分かんない、
ファンじゃなきゃ~絶対!! 良かったですよね皆さん!
残念なことに…声優陣には他界された人も多い。
だよね、私が子供時代のアニメなんだもん。だけどあの頃、
(私は兄の影響だったけど)こんなに惹きつけられたストーリー
はなかった、ギャグやスポ根漫画全盛期の頃にこのSF感と、
戦艦大和を彷彿とさせるあの美しさ。
今回のリメイク(もちろんだけど)ヤマトが飛び立つ美しさを
しっかりとあの角度でもって(あれ大事)何度も魅せてくれた。
バックに流れる音楽はどれも、当時のまま。さすが宮川彬良。
細かい箇所までしっかり再現、浸れる浸れる~音楽って大事v
台詞もやや変化していたけど、あぁもう全然オッケイ。
沖田艦長の第一声が、あの台詞だっただけで感無量。
設定の改訂は仕方ないでしょう。だって時代が違うんだから、
私はあくまで1974年のあのテイストを保ちながら、ファンを
喜ばせてくれるリメイクであれば文句なし!
…っていえるのも、今までが酷過ぎたからなのかもねぇ^^;
しかし劇場を眺めれば…もう、オッサンの頭ばっか!(爆)
私みたいなオバサンが何人か混じり。さすが年代物^^;
平日にこれだけ埋まれば(県内ここだけだもんね、上映が)
大したもんだ。レイトショーは最大スクリーンなんだって!
すっごいね~。劇場公開して、ブルーレイ販売して、最後に
TV放映だって。普通逆なのに^^;売れると分かってるのね。
第一話・二話の合計で上映時間はほぼ、たった一時間。
やっとこれからイスカンダルへ向けて…!で終わっちゃうの。
あん!早く次を観せなさいよ!なんて興奮冷めやらぬところへ
ささきいさおの主題歌が…!!
涙流れましたよ、ホント。今のお声でまったく衰えてないし。
エンディングが真赤なスカーフじゃなかったのが惜しい!!
けど、それは次回に期待するとして。。
いやはや、もうまともな感想が書けやしない^^;
まったくファン心理ってもんは…自分でもそう思いますよ(爆)
だけど大好きだったものが、こうして甦ってくれるのが嬉しい。
新たに若いスタッフの手で、ここまでやってくれたのが嬉しい。
もうダメだ、と諦めなくて良かったと思えることがとても嬉しい。
観ますよー!
全話公開して下さいね、劇場さん。頼みます(汗)
(待ってました、真田さんvちょっと若返った髪型もステキだわ)
今度こそ
「宇宙戦艦ヤマト」の実写版を観て「あの山崎監督をもってしてもこうなってしまうのか・・・」とやるせなくなり、自分にとってのヤマトは「さらば~」で終わったのだと思っていたが、ネットでこの作品の情報に触れたとき、そのスタッフとクォリティの高さに、三度目の正直と期待して今日を迎えた。
今回の上映はTV放映する時の1話、2話分で、ヤマトが惑星間弾道弾(超巨大ミサイル)を撃破して発進して行くところまでを描く(旧作で言えば1話から3話までに相当する)。作画はほとんど文句のない出来映えで、ストーリィや設定も旧作のテイストを色濃く残しながらしっかりリニューアルされている。
設定で変わっているのは、
1. 波動エンジンの情報が1年前にもたらされていること(そのためにユリーシャというもう一人の妹が登場する)。これは旧作の「波動エンジンの情報がもたらされてから、あっという間にそれができてしまう」という強引さの解消策であろう。
2. この作品のヤマトは戦艦大和の残骸を隠れ蓑にしておらず、昔の沈没戦艦の残骸に偽装した結果、たまたま海上戦艦型になったこと。これは今回のヤマトが(劇中では触れられずパンフレットのデータになるが)全長333メートルになったことで、旧大和を偽装手段にできなくなったためだろう。旧作と比べて約70メートル長くなった分の容積は、主に艦載機スペースに当てられるのではないだろうか。
3. 乗組員数もパンフレットのデータになるが999名と、旧作に比べて大幅に増加し、女性の割合も増えている。この描き分けは大変だろうが、人間ドラマに厚みを加えてくれそうだ。
4. 土方と山南が登場している(土方は沖田の戦友にして無二の親友、山南は沖田の副官)。これは続編を作る意図ではなく、既に制作されているシリーズ作品との繋がりをつけるためであろう。
ストーリィで変わっているのは
1、 旧作で沖田が古代と島にヤマト艦内を案内するシーンと、出発前のパレード、波動エンジンをかけ直すシーンがカットされていること。これは旧作で「波動エンジンの始動は一発でしなければならない」と言いながら、一度失敗してかけ直した矛盾を解消するためであろう。
2、 最初に書いたように今回は旧作の3話分を2話で描いている。総話数は26話と発表されているので、今後もどこを省いてどんな新ストーリィを加えてくれるのか、不安であり楽しみである。
その他偏狭なオールドファンには色々思うところはあるが、志を持って制作を開始してくれたスタッフに敬意と感謝を捧げつつ、今度こそ宇宙戦艦ヤマトがファンが満足するような形で、無事航海を終えてくれることを祈りたい。
メカデザインも含めて昔のままの感じを残しつつ美しく再現されていたのに感動。
1974年のテレビシリーズ以来、2009年26年ぶりの新作となった西崎義展監督のアニメ復活編。2010年CGで再現された初めての実写劇場版SPACE BATTLESHIP ヤマト。そして、21世紀に入って三度ヤマトが甦った。
「闘将ダイモス」のメカデザインでデビューし「ラーゼフォン」で初監督したヤマト世代の出渕裕氏がオリジナルシリーズをまさかのリメイク!? 最初聞いたときは、オリジナルへの思いが強いファンが多いなかで無謀だなと思ったが、これはなかなかの出来ではないか。
ヤマトのために集った優れたスタッフが手がけただけあって作画もきれいだし、最近のアニメにあるようなCG然としたカッコ良さをわざと排して、メカデザインも含めて昔のままの感じを残しつつ美しく再現されていたのも感動だった。
人類の危機を救うのになぜ日本人だけなのかとか、その他突っ込みどころ満載だったオリジナルに対し、考証や設定には手が加えられた。いきなり艦橋で戦闘班長になった血気盛んな18才の古代進を、思慮分別のある20才に変えたり、他にもオリジナルとはちがうラストになりそうな変更もあちこちにあった。
森雪一人で引き受けていたものを新しい女性キャラを多数配して役割分担したのも新しいファン獲得には有効だけど、限られた物語の中でそのキャラたちをうまく描き切れるのかは不安要素だ。
なお、大人の事情で復活編に続き今作でも松本零士氏は関わっていない。結城信輝さんのキャラクターデザインも十分に魅力的なのだが、松本零士氏の描く独特で妖艶な女性キャラがいないのは、オリジナルファンにとっては少し寂しい。
全7件を表示