ラム・ダイアリーのレビュー・感想・評価
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日常を切り取った作品
友人に誘われ見に行った映画。
きっと自分一人なら、見ないでしょう。笑
テレビで充分かな、という内容でした。
ただ、実在した人の一生のうちの鬱屈としていて、
これから自分の道を模索している姿がとても共感できて
好きでした。
人生、こういうこともあるよな的な。
ゆっくり、なにか忘れたいときにいいかもしれないです。
雨の日にぼーっとみたい映画でした。
結局、ジョニー・デップのコスプレ劇場/新聞記者編にすぎない
青い空、澄んだ海、朗らかな風、美味い酒、綺麗なオネエちゃんetc.正に別天地。
一方、楽園の甘い汁に群がる人間どもは皆、クソばかりという落差が面白かった
が、総合的に“ジョニー・デップのコスプレ劇場・新聞記者編”という印象なのは否めないだろう。
設定の割にサスペンス色がかなり薄く、展開は予想以上にユルく、そして、眠たい。
物足りなさの根本は、主人公及び仲間達全員が延々と呑んだくれてばかりでウンザリするからだ。
当初は友好的だったセレブ連中から圧力をかけられ、ジャーナリスト魂がようやく尻に点火し、黒幕が明らかになるまでが、本当に遅い。
結局、取材はどん詰まり。
エンジンがかかっても直ぐにエンストでは、あまりにもお粗末である。
事件後、復帰してジャーナリストに開眼したのなら、その欠片を証明する必要性があるハズだ。
尻切れトンボでオシマイでは、堂々と自伝的映画と銘打つ意味は皆無に等しい。
R−15なのに濡れ場なぞ有りゃしなかったのもガッカリした主な要因の一つと化している。
まあ、同じコスプレ劇場のヴァンパイア編よりはマシだったかな。
だとしても、映画としては疑問甚だしい。
では、最後に短歌を一首
『ペン偲び(忍び) クソと漂う 浜の風 酔えば臭うぜ 天使も悪魔も(オレもアンタも)』
by全竜
アルコールを片手に観たい映画だ
美しい海と島をバックに、目も眩むような真紅のセスナが舞うオープニング。もう、気分は別世界だ。日々、ラム酒を浴びる体たらくな記者ケンプにジョニー・デップがぴったりハマる。
それでもやる気はあるようで、善悪の判断は失っていないというのが、彼の役どころ。
対してアメリカの企業家サンダーソンは、カネで手に入れた権力で島民を牛耳ろうとする。島民のアメリカ人に対する反感はみるみる大きくなっていく。
均衡した空気の中で、カネも権力もないケンプがどう立ち回るのか、そこがポイントというか、この映画を観る楽しみのはずだ。
ところが、意外にも尻切れな終わり方をしてしまう。ちょっと拍子抜け。
けれども後味は悪くない。
個人の力が及ばないことを現実として捉え、何でもいいから一矢報いたいという男の憤りが共感できる。
そして、この映画を楽しむ大きな要素は、ケンプとサンダーソンの婚約者シュノーとの危険な恋にある。
シュノーを演じるのはアンバー・ハード。「ドライブ・アングリー3D」のパイパーの活発さとは違った奔放な色気をふり撒く。とくに赤い59年型コルベットを疾走させるシーンでの彼女は美しく、ケンプとの危うい関係を見ていると、S.マックィーンの「華麗なる賭け」(68)が頭をよぎる。
60年台の雰囲気がよく出ているからかもしれない。
車といえば、おんぼろのフィアット500も活躍する。ケンプとカメラマンのサーラが妙な乗リ方をするシーンには大笑いする。
酒と車と、男と女。
アルコールを片手に観たい映画だ。
雰囲気がよかった
日常ってこんなものかな。
1960年代のプエルトリコを舞台にしたドラマ。
プエルトリコって、どこにあるの??? の疑問から始まった。
プエルトリコ(Puerto Rico)は、カリブ海北東に位置するアメリカ合衆国の自治的・未編入領域であり、コモンウェルスという政治的地位にあるとのこと。
かつては、スペインの植民地だったことも。
そんな特異な土地柄で、新聞社で記事を書くことになった主人公ポール・ケンプが巻き込まれるトラブル。
ケンプは、美女に惹かれ、リッチな実業家と付き合ううちに、リゾート開発に絡んだトラブルに巻き込まれることになった。
映画としては、盛り上がりに欠けるものの、日常ってこんなものかな~と思えて、いつしか力が抜けていく作品だった。
いくつかの風刺が面白く、風通しが良い。
ボブ・サーラ役のマイケル・リスポリ。
モバーグ役のジョバンニ・リビシ。
力が全然入っていなくて、良いわ~。
ただ、来年50歳になるジョニーが演じると、それなりの貫禄があるジャーナリストになってしまって、星占いを書くような新人ジャーナリストに見えないのが、残念。
ラム酒に酔って、成り行きに任せて、そんな力の抜けた人生のひと時があっても良いではないか。
そう思える作品だった。
ラム酒で洗い流す鬱屈とした日々
火曜日の朝っぽい映画??
なんというか、火曜日の朝っぽい作品でした。。
気持ちはもう仕事にシフトしているのだけれど、
まだエンジンがかかりきれない。。みたいな感じです(笑)
ジャーナリストの映画だけれど、テイストとしてはタランティーノ風で、
目指した所は高かったけれど。。という印象でした。
とにかく、例の、、女優さんばかりもちあげられていて、
プエルトリコの魅力にややごまかされつつも、見ているほうは複雑。。
個人的には(映画とは直接関係ないけれど)今でもヴァネッサのファンなので、
映画としては4点だけれど、気分はあがりませんでした。★
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