「美しい夢」11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち カメさんの映画レビュー(感想・評価)
美しい夢
個人評価:4.0
身を斬る様な熱く壮絶な物語。あの三島由紀夫の自決に至るまでを見事に描いていると感じる。
日本の最後のサムライ。それは例えではなく、身も心も大和の侍そのものであったと感じる。
最後のシーンは憲法第九条の改正はもとより、日本人の失われた誇りや武士道を三島由紀夫の死に様よって呼び起こすには充分すぎる行為であり、頭の芯を殴られた衝撃があった。
純粋すぎる美しい夢。桜の様に散る美しくさがそこにはあった。
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