「とても素晴らしいショウ」ザ・ローリング・ストーンズ サム・ガールズ・ライヴ・イン・テキサス‘78 白波さんの映画レビュー(感想・評価)
とても素晴らしいショウ
2011年11月劇場鑑賞
これまた撮影したままお蔵入りしてた映像で、DVD発売にあわせ日本でもワーナー独占で劇場公開してくれました。うれしいなー。
リマスタリングしてはいるものの、映像にはやや時代を感じます。
が、これは決して悪い事だけでなく、その時の空気が感じられるので自分は好きです。
オーディエンスの顔とかすっごい良い顔してるんですよね。
それでも音は結構良かった、ちゃんと5.1chだったので自分もそこにいるみたいでしたよ。
このフィルムの時にはメンバーもテイラーからロニーに移っていて、限りなく今に近い編成です。
ツアー名からわかるようにアルバム「Some Girls」メインなセットリスト。
出したばかりのアルバムの曲をトチると恥ずかしいと思ってたらしく、少しピリピリとした感じが映像からも感じられました。まぁ気にしてたのは主にミックだけみたいだけど。
いやーしかしグルーブが凄かった、スクリーンでも体が動いちゃうますね!
そういや全体を通してミックがやたら皆にちょっかいだしてましたね、これはサインの意味もあったんだろうけどロニーには特にいじり過ぎ。
「ダイスを転がせ」では演奏途中、あろう事かロニーの「玉」を指で転がしてましたよ(笑)
そしてラストの「ジャンピン・ジャック」はとんでもない音になってました!
腐る事聞いて来た曲ですが、これは一二を争うような素晴らしいギグでした。
ショウを終えた時ミックがオーディエンスに向けてバケツで水をぶっかけていたのですが、素直に羨ましかったです。
皆凄い楽しそう、ぼくも浴びたかったなぁ…。
そんな寂しい感じもありつつも、とても素晴らしいショウでしたよ!
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