鍵泥棒のメソッドのレビュー・感想・評価
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【内田けんじ監督の脚本の実力を知った作品。】
- 内田けんじ監督を知った作品である。当然過去作品も観た。-
・この方は間違いなく、稀有な才能の持ち主である。
・新作を切望するモノである。。
<2012年9月17日 劇場にて鑑賞>
コメディという入りから見たので、最初のシーンにびっくりしてしまいま...
コメディという入りから見たので、最初のシーンにびっくりしてしまいました。しかし、記憶喪失で全く別人のようになってからは恋愛映画?プラスしょうもない奴1人の話が、偏り過ぎずにちょうどいいバランスで進行して、結末がどうなるのかなー?とゆっくり見ていられる映画でした。荒川良々の味がヤクザをやるとこう出るのかと役者さんはすごいなと思いました。
役者
香川照之の「殺し屋」と「貧乏役者」、堺雅人の「大根役者」の演技が肝になっていました。人生もそうですが自分の役割を与えられるとちゃんと演じられるのですね。殺し屋が大根役者に演技指導するのが笑ってしまいました。
面白い!
映画というエンターテインメントはこうでなきゃ!という王道を行った最高の作品だと思う
とにかく面白い!
ミステリーコメディがこんなに楽しく作れるとは
今、二回見たが、まだまだ見ていきたい
演者3人の個性は、しっかりと作中に根を下ろしていて、いやそれ以外にも、脇にも面白いのちゃんとあるんだよな
この監督の作品は、今後全部見ていくぞ
さすが最優秀脚本賞!
最優秀脚本賞を受賞した作品だけあって、脚本がとにかく面白い。
売れない役者と記憶喪失になった凄腕の殺し屋の人生が入れ替わって巻き起こるクスッと笑える痛快劇!
主要登場人物の人生をおもわず応援したくなる映画です。
立場替われば、替われるものだね。
配役がまずナイス。
気弱な無職男・桜井の堺雅人さん。殺し屋で羽振りがいい男・コンドウの香川さん。
ぴったりなのに、銭湯ですっ転んだ事件(このシーンが愉快)から逆転してしまってさあ大変!な始まりから進む話が、面白い。
記憶喪失になってしまったコンドウが、桜井として(ややこしい)生きていく場面。少しでも記憶を取り戻そうと、ノートにメモしていったり、役者のエキストラをしたり。一生懸命なところが、香川さん上手いねー。いつもの顔芸?はありません。
桜井もコンドウを「殺し屋」と知らずになり変わったので。成り行き上、また事件に巻き込まれて行くってハラハラドキドキ。
入れ替わったらそれなりに、その人生を生きていけるもんなのかしら。そう思っていたら、終盤「やっぱりな、そうきたか」となんとなく想像できたけど。テンポよく進んでいくのでもうくぎ付けです。
何事も計画的にメモしていく女性編集長役の広末さんも、ちょっとしたアクセントでしたね。この「くそ真面目」な性格、私にちょっと似てるかも~と思って観てました。
監督のオリジナル脚本ときいて、やっぱそうじゃなきゃね!と納得した良作でした。
2回目
以前観たが、だいぶストーリーを忘れたなあ、と思って2回目を観た。広末涼子が出てたことすら忘れていた。重要な役なのにね。でもすごく言い芝居してると思った。魅力的だわ。ストーリーの面白さは文句なしです。
随分前にDVDレンタル落ちを200円でゲット。 これは邦画コメディ...
随分前にDVDレンタル落ちを200円でゲット。
これは邦画コメディで私の個人的なNo. 1だ!
冒頭の広末のウェディングプラン、そして香川照之の風呂場ぶっ飛び、もう面白い予感。
どこか頼りなげな堺雅人もハマり役。 サスペンス的な要素もあってドキドキなのだが、オチもまたお見事、悪い奴がいない。唯一悪い奴らもどこか間抜けで憎めない。
日本人万人に見てほしい。広末が如く、「たいへんよくできました💮」の印を押したくなりました。
すごくおもしろかった❗
Netflixで、なんでもいいやと思って選んだけど、当たりでした。
まず、ストーリーがおもしろい!
そして香川照之の変わりようがコミカル。広末涼子の始終冷静なところとか、堺雅人はほとんど観たことがなく、食わず嫌いだったのですが、わりとよかった。他のもみてみよっと!
説明口調を排した演出が映えるスリリングなコメディ
落ちぶれた俳優志望の桜井は銭湯で出会った銭湯に似つかわしくない風貌の男近藤が転倒して頭部を強打するのを目撃、咄嗟の出来心で自分と近藤のロッカーの鍵をすり替えて立ち去る。病院で目覚めた近藤は記憶を失くしていることに気づくが、すり替えられた荷物から自分が桜井であると信じ込んでしまう。雑誌の編集長水嶋は病床の父を安心させるために超短期の婚活を決意、あらゆるツテを駆使して理想の男性を探している最中にひょんなことから近藤と出会い、失った記憶を取り戻そうとひたむきに生きようとする近藤に次第に惹かれていく。そんな3人が織りなす全編スリリングで先が読めないコメディ。
香川照之、堺雅人、広末涼子の抑制の効いたセリフと表情や仕草、会話の間合い、さりげない小物、風景などで観客に想像させるタイプの見事な作品で、映像のあちらこちらにさりげなく伏線が張り巡らされてそれがサクサクと回収されていくのが実に痛快。ドラマとはこうあるべしというお手本のような作品でした。
俳優2人の快演が光る。
行方不明者に成りかわるよ。
期待しすぎたか…風呂敷が畳まれていく様は見事。俳優2人の演じ分けも良い。
けれど、話がコンパクトだったり意外性が無かったり。
良くも悪くも、無難すぎると感じた。好みの問題かもしれないが。
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