「全員のキャラがそれぞれいい!」鍵泥棒のメソッド cenrivさんの映画レビュー(感想・評価)
全員のキャラがそれぞれいい!
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貧乏で売れない俳優の桜井、殺し屋(のちに便利屋と発覚)のコンドウ、なんでも手帳に、書いてすべて実行する雑誌編集者のカナエ。
それぞれキャラがたっていて、それぞれ応援したくなる。
コンドウと桜井は銭湯で同じ場所に居合わせる。
コンドウが銭湯で転んで頭を打つ。病院に運ばれている間にコンドウの分厚い財布を、見ていた桜井は、荷物を入れ替えた。そしてその金で知人に借りていたお金を返していた。
そしてその後病院に入れ替えた荷物を返しにいくと、記憶をなくしたコンドウがいた。記憶がないことがわかったのをいいことに、桜井はコンドウと入れ替わって生きていこうとする。
グータラと過ごしていた、桜井が殺し屋として活動してみるが、グダグダ。計画書も適当。
細かく計画を練って、丁寧に仕事をしてきたコンドウは役者として真面目に勉強をはじめる。
入れ替わったあともそれぞれの性格が出ていておもしろい。
そこにちょっと不思議なキャラのカナエが加わる。
記憶がない間のコンドウと桜井の会話もほんと笑っちゃいます。
途中でコンドウは記憶を取り戻しますが、そこからの3人の行動も前半とはまたちがっておもしろい。
演技論を2人で話してるとことか。笑
起承転結がしっかりしてて見ていて爽快。
起…2人のこれまでの人生と入れ替わり
承…入れ替わったあとの2人の生活
転…記憶を取り戻したあとの2人の行動
結…一件落着からの恋の予感♡
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