「古典オカルト」エクソシスト mittyさんの映画レビュー(感想・評価)
古典オカルト
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『エクソシスト』
1974年に公開された作品。約50年も前の映画です。
エクソシスト、久しぶりに見たくなり、エクソシスト1〜3を続けて見ました。やっぱり、オカルトブームに火を付けた「エクソシスト」は今見ると多少、演出など古さはあるものの、インパクトあります。
公開当時は、「劇場で失神する人が続出」なんて言われてました。ショッキングでしたからね。リーガンが吐き出す緑色の汚物は、
実はグリンピースであったというエピソードも有名でした。
さて、本作については、リンダ・ブレアが悪霊に取り憑かれた箇所だけ印象に残っていたのですが、改めて見ると、前半はわりと静かなタッチでして、1時間位、普通のママと娘のヒューマンなストーリーでした。
詳しい筋書きはすっかり忘れてました。デミアン・カラス神父は、神父兼精神科医だが、自分の母親を病院で死なせたことに深い罪悪感を抱いており、神父として信仰に悩みを持ち「神父としてではなく医者としてリーガンに会う」という態度を見せ、気弱な神父だったことなど、いろいろなエピソードがあり、ストーリーの詳細を噛みしめて鑑賞することができました。
リーガンの母親(エレン・バースティン)の母としての苦悩や驚きの表情(演技)がなかなか良くて、全体の不気味さを盛り上げていたように思います。
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