劇場公開日 1974年7月13日

「ドラマとして今でも面白かった・・・」エクソシスト ジリオロッソさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ドラマとして今でも面白かった・・・

2020年9月2日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

自分が中1の頃に封切られて、あの頃は大変なブームでした。
昔見た時はグロテスクなシーンが印象的だったのですが、自分が子育てを終えた今、改めてこの映画を見ると中々面白かったです。

シングル・マザーで娘を育てている母親は華やかな映画界で仕事をしていて、暮らしは裕福だけど恋人もいるし忙しくて留守がち・・・という設定だったのですね。

思春期の少女としては孤独感を抱くこともあって、そこに悪魔が忍び込んだのでは、などと感じました。
悪魔に取り付かれてすっかり形相の変わってしまった娘を助けようともがく母親のツラさ、一方で悪魔払いをする神父と年老いた母親のくだりも描かれていて、ああこれはホラーというよりヒューマン・ドラマなんだな・・・と思うに至りました。

それと音楽はやはり素晴らしいです。

ジリオロッソ