劇場公開日 2012年3月3日

「ヒロイン変えてのリメイクは何のため?」ライアーゲーム 再生(リボーン) Spenserさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ヒロイン変えてのリメイクは何のため?

2013年3月23日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

おバカに思えるほどの「お人好し」のナオちゃんから、「優等生」のユウに、ヒロインを変えてのリメイクです。
ユウには新鮮な魅力がありますが、ナオちゃんの味にはまだまだ及ばずです。
前作までで、回を経る毎に難解・強力になってきていたゲーム・対戦相手が、初心者の新ヒロインに合わせたためか、初等レベルにダウンしていて物足りません。
何のためになのか結局理解できない人物たちも出てきます。
リメイク前に比べると、作品の質はかなり落ちてしまいました。
完結したと思われる前作からあまり間をおかずに、今、敢えてリメイクした意図(「再生」に向けて、人は助け合うことができる?)を観客に考えさせることが、この作品の意義なのでしょうね。

Spenser