「バルデムの存在感、スコデラリオの真っ直ぐ感」パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊 osanさんの映画レビュー(感想・評価)
バルデムの存在感、スコデラリオの真っ直ぐ感
パイレーツは映画というよりもアトラクションだと思っている。ディズニーランドまで行かなくても楽しめる安近短のアトラクション。
今回も最高のアトラクションだったが、このシリーズでは最もドラマ性というか映画らしさのある作品だったと思う。
バルボッサの人間味の出し方には思わず泣きそうになった。
スコデラリオは、この人はこの作品をきっかけにスターダムに登ってくるんじゃないか。なかなかの役者だと思う。彼女をなぜ起用しようとしたんだろうか。これまでのパイレーツのキャストとはタイプを異にする。この人がストーリーのコアにしっかりと据えられている。
ハビエルバルデムは、もう言うことがない。主役を食った存在感。シリーズでこれほど存在感のある悪役があっただろうか。次回作にも生き返って登場してほしい、ずっと観ていたいと思う存在感だ。
ジョニーデップは、主役でありながらも、今回は脇役であった。いてもいなくてもいいぐらいの存在感。ジョニーデップの位置付けを抑制したことが、映画の成功につながっている。
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