「「北の空で1番明るい星よ」「カリーナか」」パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
「北の空で1番明るい星よ」「カリーナか」
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映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊」
(ヨアヒム・ローニング&エスペン・サンドベリ監督)から。
「シリーズ第5弾」だからなのか、前作の知識がないと、
なかなか楽しめた、という感想が持てる作品ではなかった。
強いて上げれば、孤独な天文学者カリーナが、
本当の父(たぶん名付け親)と会話をするシーン。
「あんたは孤児か、名前は何と言う?」
「北の空で1番明るい星よ」「カリーナか」
「カリーナ・スミス、星に詳しいの?」
「俺は船長だ、星をたどり帰途に就く」
海賊の船長が、自分の娘に星の名前を付ける設定は、
ちょっと涙腺が緩んだ。
ただ「北の空で一番明るい星」って定義には、
季節や時間によって変わってくるだろうし、わかりにくい。
特に、カリーナ(Carima)とは「りゅうこつ座」のα星。
「りゅうこつ」とは「船の竜骨(キール)」のこと。
また星座の「りゅうこつ座」は、もともとは
「アルゴー船」という巨大な星座の一部であり、
現在は「とも座」「ほ座」「りゅうこつ座」に分かれている。
名前の由来が、そんなことまで繋がっていけば、
父娘の関係が、より際だって良かった気がするのだが・・。
まぁ、シリーズ作品は、これからは注意しようっと。
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