「スクリーンX」パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊 yookieさんの映画レビュー(感想・評価)
スクリーンX
日本初上陸の”スクリーンX”(両サイドに画面が広がる3面ワイドスクリーン)を体験したくて、お台場まで行ってきました。上映作品が本作に限られていたため、仕方なく観てきたという感じです。
近年のシリーズ見てなかったので話について行けるかな…と心配でしたが、ディズニーが何年も力を入れて作っているだけあって、普通に楽しめました。冒頭の、建物一棟丸ごと馬で引きずって逃走するシーンは、ハリボテ感を敢えて見せるディズニーの自虐性とライド感があってアガりました!
ジョニー・デップはやっぱりジャック・スパロウを演じてる時が一番楽しそうですね。まさかの叔父さんがポール・マッカートニー!まだ自分がシリーズ観ていたときの登場人物が出てきたのも懐かしくて良かったかな。
肝心のスクリーンXと言えば、”圧倒的な没入感”とか”飲み込まれるような映画体験”とか銘打ってたけど、そこまでじゃないよね。残念ながら。かなり座席位置に左右される(自分は中央列の右寄りでした)かもしれませんが、左右だけじゃなく上部にも広げないと、マルチスクリーンに飲み込まれる感覚は得られないと思いました。あと、常に左右のスクリーンに映像が映し出さている訳ではなく、シーンによって映ったり映らなかったりなので、却ってノイズのように感じてしまいました。
鑑賞料もIMAX並みに高いので、オススメしません。
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