「悪役だって辛い」シュガー・ラッシュ Chaos Daily blogさんの映画レビュー(感想・評価)
悪役だって辛い
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主人公のラルフは心優しい悪役。
誰よりも人を想いやる心の持ち主だが、
悪役の立場からいつも嫌われ役だ。
そんな日常に嫌気がさし、別のゲームでヒーローになり皆から認めて貰うべく、自分のゲームを抜け出してしまうのだが…
ゲームの世界でヒーローになって皆に慕われたい悪役が主人公。
「悪役だって周りや子どもたちからチヤホヤされたい。」
そんな無念を抱えながら、日夜ゲームに登場する悪役キャラは悪を演じているのかもしれない。
非常に斬新なストーリーと、ゲームをした事がある人なら一度は見たキャラが登場することが最大の魅力。
特に、ファミコン世代の大人達も青春を思い出す懐かしいキャラを見つける事が出来るのではないか。
物語自体の完成度も高く、ストーリーも分かり易い為、一人だけでなく家族で楽しめる映画。
笑いの要素は多いが、最後にはしっかり泣かせてくれる。
この映画を観た後は昔のゲームを引っ張り出して遊んでみるのもいいかもしれない。
彼らも私達が楽しくゲームをする事を望んでいるのだ。
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