劇場公開日 2012年10月27日

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「続編が出る事によって再評価される作り」009 RE:CYBORG IWCドッペルさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5続編が出る事によって再評価される作り

2012年11月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

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IWCドッペル
IWCドッペルさんのコメント
2012年11月5日

yuki hさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

天使のたまごは見た事ないのでよく分からずです。
すいません。。

過去作品からの繋がりがあるとすれば一通り目を通してみたくなりますね。

少し気になったことがあります・・・。
石ノ森章太郎氏が生前の1997年に書いた009のイラストに「2012年GOD’S WAR」と記されていたものが先日のテレビで紹介されていました。
更に2006年に角川書店より発売されている完結編小説が「2012 009 GOD’S WAR」。

暗示の通り?今年2012年に「009 RE:CYBORG」が公開され、”聖戦”を思わせる続編が期待できる内容。。

小説も読んだことありませんが、何か関係が繋がっているのでしょうかね。

ちなみに石ノ森章太郎氏の長男の名前は丈(ジョー)らしいですね。その丈さんが完結編著者とか。
父の章太郎氏が生前に「2012年GOD’S WAR」書き残していた意思を告いだ内容なのでしょうね、きっと。

そういえば、家電量販店のパナソニックブースにて、プラズマと液晶のデモでRE:SYBOOG009が流れていました。
3Dで観た所、完全に映画館より画質は上ですね。
ヒルズのシーンでは窓に女子高生の姿が映っていませんでしたよ。やはり彼の声に関係している存在なのでしょうね。

IWCドッペル
yuki_hさんのコメント
2012年11月3日

はじめまして。IWCドッペルさんのレビューを読んで、

なる程、そういう見方もあるのか…と思いました。
そういえば、ラストシーン、フランソワーズが、バケットパン…でしたでしょうか、
包みを抱えていましたね!
なんで、水の上を歩いているんだろう…? 歩けるんだろう? …そこは、船から降りて
水の上を歩くイエス・キリストの話を、ふと思い浮かべてみたりしましたが、
まさか、そこまで、
あのラストの確か サンマルコ…って、表示が 出てたと記憶してますが、
美しい夢の様なヴェネチアの風景に、描写されていたとは、気が付きませんでした。

私の方は、化石…については、
コレ、もしかして 天野さんの『天使のたまご』も やりたかったのでは?
とか、思ったりしました。
『天使のたまご』自体、すごく メタファー的な描写で難解な作品でしたが、
あの作品も、キリスト教の奥義的な世界観を 抽象的に盛り込んでの
幻想作品として金字塔となっていますし。
そういう部分をうまく組み込んで、絡め…。
で、あの金色に輝く少女と、ジョーに寄り添う 幻の女子高生は、
『彼の声』の対極にありカツ、同じもモノの側面。
『悪魔』という表現をあえて、使っていないのは、
使うと『天使vs悪魔』の図式になってしまうので、

むしろ天使が、狂って堕天した姿のが、あの咆哮している『彼の声』なのではないか?
潜在的な人間の内の神性が、我欲に狂わされて行くみたいな…。

『 009 RE:CYBORG 』の ラストシーン
の ジェットや、ギルモア博士のセリフから、
この地球こそが、まさに奇跡の様な美しい天国の様な世界。
それを 009達は、命を懸けて守った。今度は、君たちの番だ。
君たちが、『天使のたまご』なんだよ…。と、聴衆に語りかけているのかな?…
とかいう、かなりヒネッた見方をしてしまいました…。

『天使のたまご』を観ていなければ、そんなのわからないよ…というオチ解釈だと
思うんですが、無きしも在らず…?
たぶん…『天使のたまご』を観ていた人は、アレ?…どっかで 観たぞ…って、
なるんじゃないでしょうか…。あのラストの締めは…。
あるいは、たまたまの偶然の一致でしょうか?

yuki_h