「ひみつの大杉漣ちゃん」映画 ひみつのアッコちゃん 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
ひみつの大杉漣ちゃん
テクマクマヤコン テクマクマヤコン
呪文を唱えると、あ~ら不思議!
魔法の手鏡で変身出来る女の子アッコちゃんの活躍を描いた、赤塚不二夫の名作漫画を実写映画化。
アニメも再放送かなんかで見た記憶あり。
でも、それほど詳しくないのが本音。
時々、サリーちゃんとこんがらがる。
現代に設定を置き換えたオリジナル・ストーリー。
なので、何処までが原作通りかオリジナルなのかも。
アッコちゃんが手鏡を手に入れるまでもああだったっけ??
憧れの大人の女性に変身したませた女の子が大人の社会で巻き起こす珍騒動!…という赤塚不二夫らしいドタバタギャグ映画かなと思っていたら、企業のあり方や株主総会のシーンなどなかなか真面目。
魔法ばかりに頼ってちゃ駄目、自分に何が出来るか、頑張る事こそ最大の魔法など普遍的なメッセージもそつなく。
“早稲田大学算数部”のラストシーンもほのぼの。
所が、恋愛モードになると見ててこっ恥ずかしいくらい低年齢レベルになる。
後、アッコちゃんがあんまり役に立ってなかったような…。
株主総会でのスピーチなど幾ら何でも場違い過ぎ。
天然な性格で知られる綾瀬はるかが大人に変身した女の子を演じてまたまたキュートなおとぼけ演技。
大人のヒロインがこんなんだったら目も当てられないが、一応設定上女の子なのでギリギリセーフかな。
コスプレも披露して何処を取っても綾瀬はるかを見る映画だけど、本来の小学5年生のアッコちゃんを演じた吉田里琴が可愛らしい。
…ってか、この娘か! 岡田将生のロリコン発言の女の子って(笑)
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谷原章介や吹石一恵にも変身。
でも、一番の大ウケは大杉漣。
ついにこの人、女の子まで演じるようになったか!(笑)