「他人の結婚式ほど退屈なイベントはない」メランコリア 全竜さんの映画レビュー(感想・評価)
他人の結婚式ほど退屈なイベントはない
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全米映画批評家協会賞にて、作品賞&主演女優賞の2冠に輝くなど絶賛されている作品なので、意気揚々と劇場に向かったのだが…。
つまんなかった…。
去年の『ツリーオブライフ』同様、キャストと冠の権威に安直に誘われるとロクな事ぁないっていう典型例。
ツリー〜が人類の誕生ならば、今作は人類の終焉がテーマと云えるが、その程良い中間点って無いものかね?
グダグダの自慰ワールドが延々続き、ドデカい睡魔にぶつけられた此方が悪夢の終焉ってなもんだ。
オープニングでの壮大なる衝突・爆発シーンで
「おぉ〜」
っと期待感が高まったものの、見応えは唯一そこだけだった。
あそこだけ観て帰りゃ〜良かったって今更ながら後悔している。
芸術性重視の『アルマゲドン』かなって切り換えて対応しようとしても、ずーっと結婚式で集うワケ有りの家族・仲間達のグチャグチャの泥沼模様やからね。
アンタらのいざこざなんざぁ知らんがな、とっとと死んどくれって了見である。
他人の結婚式ほど退屈なイベントは無いって改めて痛感した。
まあ、キルスティン・ダンスト嬢のオールヌード拝見できただけでも良しとするか。
意外と胸が大きく、美しい裸体だった。
スパイダーマン時代よりだいぶ可愛くなった気がする。
ので、そこのみ評価して20点
後は無い。
有ってたまるか。
そうやって妥協している自分がとてつもなく虚しい。
そろそろ自分自身も終焉時なのかもしれない。
では、最期に短歌を一首
『瞳を閉じて 蠍との距離 踊る花 愛して終わり 地球(ほし)もあなたも』
by全竜
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