「FFのボスみたいなのが出てくるのに呆気なく倒されるのが惜しい」劇場版BLOOD-C The Last Dark モコペンさんの映画レビュー(感想・評価)
FFのボスみたいなのが出てくるのに呆気なく倒されるのが惜しい
宿敵・七原文人を討つべく東京にやって来た小夜が、偶然が重なりあるハッカー集団と行動を共にすることとなる――
TV版BLOOD-Cはグロアニメなので劇場版が敬遠されているように思えますが、今作はSFサスペンス調で目立った惨殺シーンもありません
CLAMPらしいゆるふわっとした物語とI.G.らしい硬派な物語が合わさっており、どちらのファンにも応えられる作品となっております
ただ、塩谷監督作品にありがちな物語が跳ねないところもあり。私みたいに映画は体験するものと考えている人にとっては少々退屈かもしれません。印象的な場面は多いですが、一方的に見せられている感が強く感情のリミッターが振り切れるほどのものはありません
個人的に終盤で衝撃的な事実が明らかになるので、2周目でも楽しめると思います
追記)小夜は人が斬れないので、人がクリーチャー化しないととどめを刺せません。敵が人間状態だとボッコボコにされて。敵がクリーチャー化するとバッサバッサ斬り倒すのがシュールで笑ってしまいました
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