「怖くて面白い」ドリームハウス 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
怖くて面白い
ダニエル・クレイヴが家庭人としてムキムキすぎるだろと思いながらも、次第に変な感じがいろいろあって、怖くなっていって、結末も意外性があって気持ちよく驚けた。コンパクトながらとても面白かった。
ダニエル・クレイヴが家庭のお父さんで、郊外の一軒屋を購入して、家族と仲良く暮らしていると変な出来事が頻発し、何かと思ったら実はその家は買う前に一家惨殺事件があって、更に実はその殺された一家はダニエル・クレイヴの家族で、ダニエル・クレイヴの頭が狂っていたという非常に悲しい話だった。
途中で気づいてしまうと白けるかもしれないが、最後まで全然気づかなかったのでとても驚いた。また伏線の張り方も巧みで、非常に腑に落ちるお話で面白かった。
それにしてもあまりにも悲しくてかわいそうな話だった。希望がないとか、復讐にしか希望がないとか、あまりに辛い。
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