J・エドガーのレビュー・感想・評価
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FBI(アメリカ連邦捜査局)の初代長官を務めたジョン・エドガー・フ...
FBI(アメリカ連邦捜査局)の初代長官を務めたジョン・エドガー・フーバー(J・エドガー)の半生を、クリント・イーストウッド監督とレオナルド・ディカプリオの初タッグで描くドラマ。
ディカプリオの演技に。
ディカプリオの演技がやはり良かった。
酷評されていたので
どうかと思って見たが
すごく良かった。
ジョンエドガーの実際の人物を
知らずに見る分には申し分なく
面白かったです。
ラブストーリーでした
鑑賞前にネタバレサイトやタマフルの批評を散々読んでたのでラブストーリーとして鑑賞しましたので切ない愛の物語で面白かったです。
でも何も情報なしで見たとしから確かに思ってたのと違うなと感じたり、何も大きな事件などは起こらないので退屈に感じて眠くなる人もいるのもわかるなと思いました。
権力の保持
史実のギャング映画を観ているとフーヴァー長官って名前はチラホラと存在は知っていたが人物像までは。
正しいコトの為に奮闘している姿があるようで善人なのか悪人なのかは難しい。
ゲイで女装癖があるマザコンって描写がどれだけ正確なのかも解らないが一癖も二癖もある人で。
献身的に支えるクライドの老いてからの弱々しい感じが哀しい。
若い頃も老いてからも声が変わらないディカプリオの演技に違和感が!?
とにかくフーヴァー長官に興味が無いとキツい!?
殴り合いの告白
人柄も功績も賛否両論ある人物を主人公に据えると、一体どんな作品になるのだろうと思って観ました。
タイトルに”Hoover”を入れていないのも、「あの」Hoover長官ではなく、孤独なひとりの人間として描こうとしたのだと思います。純粋な愛国心溢れる貢献者なのか、それとも権力者達を影で操る独裁者なのか。謎に包まれた私生活も作品の通りかは分かりませんが、本人を含めごく数人しか真実を知らないのですから、断定を避けつつ、公平な推測に基づいて表現するのは苦労したことでしょう…。全体的には少々地味な作品でした。
万人に愛される人ではなかったけれど、それでも最愛の人はずっと側にいた(*´∇`*)。
ゲイの脚本家だから書けたロマンチックな同性愛。
“I need you, Clyde. Do you understand? I need you.”
“On one condition: Good day or bad, whether we agree or disagree, we never miss a lunch or a dinner together.”
ケンカとセックスは同じ
レビューするのが難しい。フーバーと言う人を知ってる人なら、また違う視点で描かれてたりして、なるほどと思うのかもしれないが、無知な僕からするとFBIを作った人はこういう人だったんだ…で終わってしまう。
たぶんフーバーと言う人の認識は傲慢で権力を振りかざし、人を下に見るような偉そうな人なんだと思うけど、その裏では母親しか信用できる人がおらず、孤独で自分に自信がない裏の顔もあったとと言う事なのだろう。
自伝が偽りと作り話で出来てたというのが人生を表しているというか、悲哀に満ちててなんとも言えなかった。
インタビューを取りながら偽りの派手な人生を見せると言う見せ方がよかった。
映画や物語の表現において、セックスとケンカは一緒なんだなと思った。
トルソンがいて良かったね。
映画では 悪者が多い フーバー長官 ディカプリオという事で見てみた...
映画では 悪者が多い フーバー長官 ディカプリオという事で見てみた FBI設立前の1910年代は実際 共産主義革命が起き アメリカにもテロが多発してた歴史を知る フーバー側からの視点の映画はなかったので 楽しめた
だが 後半はゲイのプラトニックラブ話へ
ビックリの展開だが フーバーがなぜ これほど 「取り締まり」に執着したか…に納得
また マスコミを用いての宣伝戦略や情報を集中して握る事で権力を持ち やがて 腐敗していくのは どこの国も同じ
まさか 結婚されてるけど 子供がいない 日本のあの人も…
楽しめた(*^^*)
ジェイ.エドガーのことは何も予備知識はなく見ましたが、役者さんが演技派そろいで楽しめました。エドガーのマザコンぶり、ゲイであること、私生活は相当変わった人物のよう。ディカプリオが人間くさく、かっこう悪く、見事に演じていました。潔癖なところはアビエイターと重なりました。ゲイの恋人同士、本気で殴りあうところ、迫力あって良かった。いろんな要素を取り込もうとし過ぎた感じがあるけど、人間ドラマとしてみるとすごく面白い。三人の人物ー母親、副長官、秘書ーだけに愛し愛され、幸せな一生だったのではないかと思う。
宣伝には「FBIを作った男」観た後「ホモ映画」
う~ん。どっちかと言うと同性愛者映画の方が印象が大きい。これは日本の宣伝会社の責任だと思う。確かにタイトルはJエドガーだから同性愛者映画でも不思議ではないのだが宣伝会社や広告会社の歌い文句があまりにも違い過ぎる。FBIを作った男、大統領が1番嫌った男。う~ん観てるとストーリーの極一分で
最終的にはただ同性愛者の喜び、嫉妬、エドガーの恋愛事情映画てした。イーストウッド映画にしてはちょっと話題だけの映画だったかな。最近デイカプリオの映画もやたら過剰な演技、賞を意識した演技っぽくてちょっとキツい。上手いっちゃ~上手いんだろう~けど(笑)
アーミー・ハマー
今の日本のことも踏まえて 観ておきたい映画。
本作はFBIの裏の話。FBIが映画などのメディアで英雄視される前の物語。
だから想像通り結構難しい…
けれど ここがキャストの腕の見せ所。ディカプリオは言うまでもなく、圧力と落ち着きのある演技で作品の重圧感を作り出せていた。
そして今回 僕が一番感動したのはアーミー・ハマーの演技です。
若さと老いの二つの演技は別の人が演じているのではと思うほど、どちらかに偏るのではなく それぞれが本当にキャラクターそのものでした。
ディカプリオがやりたかったことの集大成、たぶん
FBIはだれでも知っているが、その創始者フーパーについて知る人は、日本にはほとんどいないだろう。もちろん自分も含めてだが。
そのフーパーの人となりというのだろうか、映画を観るにつれて思ったのは、ここに描かれているフーパー像は、おそらくディカプリオがこれまでに映画でやりたかったことの集大成に違いない。
(ほぼ)同年代ということもあり、デビュー当時からずっと応援してきたディカプリオ。彼はこの映画で、これまでやりたかったことをきっとほぼすべてやり遂げることができたに違いない。そう思ってつい「泣ける」にチェックを入れてしまったが、フツーにこの映画を観て「泣く」ことはまずない。たぶん。
昔から老け役(というか役の晩年とか)を自分でやるのが好きだったディカプリオ。かつては、ただ付け髭を付けただけで童顔がよけいに目立ってしまったとかずさんな仕事ぶりが多かったが、今回の老けメイクにまるで違和感がなかったのは彼が年取って自前で老けてきたからなのか、それともメイク技術が格段に向上したからなのか……そう思うとまた目頭が熱くなる。
しかし泣く子も黙る「FBI」の権力者なんて、はたから見たら超絶エリートで近寄れんはずだが、やっぱり人っていろいろあるのね~、天は二物三物与えても必ず一つは奪うのね~などとしみじみ思ってしまう。最初らへんのナオミ・ワッツ扮する秘書(最後までナオミだと気が付かなかった)との最初のデートでいきなりひざまずいてプロポーズし、こっぱみじんに断られるシーンは妙に哀れを誘い、また泣けてしまった。
エリートも屈折してんだな~、エリートって完璧じゃないんだね……そうだ、人って完全無欠じゃなくっていいんだ、弱みがあってもいいんだ……とこの映画はきっと勇気を与えてくれる。んなわけないか。
でも最後は、フーパーが心から分かり合えるパートナーに出会えて本当によかった。床に倒れているディカプリオの腹のたるみ具合が、別の意味でまた涙を誘ったが。
「FBIはじめて物語」
FBI初代長官の話。今までほとんど知らなかった。途中からは「FBIはじめて物語」「FBIを作りあげた男」というサブタイトルを自分で勝手につけて観るようにすると入り込めた。無理やり日本のイメージで言えば、警察がなかったころに警察庁という組織を作り上げたようなもの。「8人の大統領が恐れた男」は、3. のことを言っているのだろうけれど、大統領全員との生々しいやりとりが描かれているわけではないので(そうするといろいろ問題があるのかもしれない)、ちょっとずれたコピーだなと感じる。
1. 国会図書館のすべての資料に対応した目録カードをつくり、管理できるようにした(無整理情報のデータベース化)
2. 犯罪現場の指紋をとるなどまったくされていなかった時代から、それを重要視するようにした(指紋のデータベース化)
3. FBIとして "公式の" 人物データベースを公称して行うと同時に、政治家個人のスキャンダルを(過去までさかのぼって)別の極秘ファイルに集めて、いざというときのカードにしていた(公的権力+フィクサーという2本柱、または飛車+角)
主人公のレオナルド・ディカプリオが議会で朗々と語るシーンが何度かある。特に、リンドバーグ法を成立させるために、冷静でよどみのない、演説のような証言シーンに2分くらい使っていた。字幕翻訳の人も大変だったろうなと思いつつ、ここは聞き応えがある。また、最初のほう、国会図書館の室内を真上から見下ろすカットもなかなか。本物なのかはわからないけれど、「SP 革命編」の国会議事堂(よく見ると惜しくも作り物とわかってしまう)に比べると、かなり "本物感" があった。
ただ、特に前半、いい意味でいえば「抑えた色調」なのだけれど、全体の色味が地味なために、視覚に訴える起伏が少なくてちょっと退屈だった。たとえば、捜査員のコートはグレーか黒、せいぜい濃い茶色。自動車や建物は、もう少し明るい色調のものも絶対にあったはずなのに、出てこない。しかしこれも、口ひげがあるだけで捜査員を解雇したとか、華美な服装を極力排した、というエドガーの厳しいポリシーを示していたのかもしれない。
秀逸な映画(・∀・)イイネ!!
初代FBI長官のフーバーを主役にした、実話をもとにした映画なわけだけど・・・
ほんとにこんなことしてたのかこいつらは!?という感じです(゚∀゚)アヒャ
フーバー長官は司法省の諜報機関であるFBIを強力な組織に仕上げるため、職員の私生活を徹底的に調べ上げ、不倫してる者、同性愛者、借金てる者、さらには身長や体重、そして薄毛の者を次々に解雇していった。
代わりにアメリカ全土から優秀な警察官を採用して、とにかくFBIを格好いい英雄的存在として世間に印象付けていく。
フーバー長官は人種差別主義者であり有色人種をほとんど起用しなかった。
キング牧師暗殺やケネディ大統領暗殺もフーバー長官の差し金という説がまことしやかにささやかれるのもうなづけますな(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚(。_。(゚ω゚ )スペシャルウン
イーストウッドはこの映画の中では「恐らくこいつが全部裏で糸を引いてたんじゃねえか?」程度にとどめておいて、断定的な描き方はしてない。
なぜなら証拠が何もないから(;・∀・)
このフーバー長官、様々な粛清や弾圧をしておきながらも本人はバイセクシャルであり女装癖もあったということが分かってる。
そして腹心として起用したクライド・トルソン、そして秘書のヘレン・ガンディも同性愛者だったことも分かってる。
つまりセクシャルマイノリティのこの3人が、アメリカの権力を一手に担ってマイノリティを弾圧しまくってたということ(゚∀゚ ;)タラー
それだけじゃなく、大統領をはじめとする政治家や財界人、芸能人などを監視したり盗聴したりしていて、歴代の大統領はフーバー長官の意向に従うほかなかった。
こうした恐怖政治を実に50年近く、死ぬまで長官の座にとどまって続けていたガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
科学捜査を導入して検挙率を爆発的に引き上げたという功績もあるが、その裏でやってることは権力を維持するための脅迫や弾圧という、実に表裏の激しい人物。
映画はそんなフーバー長官が自分の武勇伝を話す形で進行するけど、もはや何が嘘で何が本当なのか分からないくらい逸話の多い人物で、自分でも何が本当なのかも分からないくらい混乱していることが、過去のエピソードが時系列も関係なくどんどん挿入される形で映される。
ディカプリオの熱演ぶり(・∀・)イイ!!
年取ってからのフーバー長官の佇まいと言い、実に見事に演じてる。
トルソン役のアーミー・ハマーもΣd(゚∀゚d)イカス!
ぱっと見た目はイケメンでスタイルも良く、切れ者っぽいいでたちなのに、その口から「昼食か夕食は常に一緒に・・・」とフーバー長官に言う時に「・・・あれ?(;・∀・)」っていう感じが実に絶妙(゚∀゚)アヒャ
ただ年取ってからの特殊メイクがちょっといかにもメイクっていう感じでちょっとな~(;´Д`)
2人で旅行に行った時にホテルで痴話げんかをするシーンも良かった(・∀・)イイ!!
あれは実際に記録が残ってるそうで、部屋中を破壊しまくったというのも事実らしい。
トルソンが持ってくるハンカチが、この2人の間の距離感と言うか感情の動きを表すという流れもイイネ♪d('∀'o)
トルソンが脳梗塞で倒れてから、そのハンカチを渡して「今夜家に来なさい」と言ったものの、その直後フーバー長官は自室で死んでしまう。
その死体をこれでもかというほど醜悪な老人の死体に見せる。
フーバー長官は最悪な人間だったかも知れないけど、トルソンとガンディにとっては大事な人だった。
死んでからフーバー長官が持ってた極秘文書を何日もかけて全部シュレッダーにかけるシーンも、フーバーにプロポーズされて以来ずっと秘書として仕えることで一途に貢献したガンディだからこそ。
近代アメリカ史を学ぶ材料としても秀逸な映画ですね(^_^)
知識不足。
ジョン・エドガー・フーバーの名前は、なんとなく聞いたことがあったけれど、詳しく知らないわたしにとっては、彼自身の仕事にあまり惹きつけられるものが無かった。ディカブリオは、いつも通りがんばっていたと思うけれど、この作品の中では、ナオミ・ワッツと、特にアーミー・ハマーが光っていた。この二人と接するシーンはとても興味深く、時に滑稽で、過去と現在の対比も素晴らしかった。主人公に関しての知識を得てから、観た方がよかったのかな。
イーストウッド×ディカプリオ!
クリント・イーストウッド×レオナルド・ディカプリオの初タッグで、FBI初代長官ジョン・エドガー・フーバーの人物像に迫る。
共演にナオミ・ワッツ、ジュディ・デンチ、アーミー・ハマー…
とにかく話題には事欠かない。
FBIの初代長官として知られるフーバー。
絶対的な権力を持ち、歴代の大統領にも怖れられ、約50年間君臨し続けた。
その一方で素顔や私生活は謎に包まれ、独身を貫き、マザコン、同性愛者、人種差別主義者とも噂された。
FBIの発足、リンドバーグ愛児誘拐事件、ケネディ大統領暗殺事件などアメリカの歴史や事件を背景にし、実に興味深い“話”。
しかし、“映画”的には盛り上がりに欠けた。
フーバーの幾多のエピソードを貪欲に描き過ぎ、分散した印象を受け、イーストウッド演出にしては珍しく焦点が定まっていなかった気がする。
それでも、人間ドラマをここまで真摯に描けるイーストウッド演出はやはりさすがで、フーバーの20〜70代まで演じ切ったディカプリオの熱演も賞賛もの。
残念ながら今回は、批評的にも興行的にもイマイチと聞いたが、これで終わらず、イーストウッド×ディカプリオのタッグをまた見てみたい。
全70件中、21~40件目を表示