「話が飛びます。」J・エドガー zem_movie_reviewさんの映画レビュー(感想・評価)
話が飛びます。
エドガー・フーバーには興味があったので、日比谷シャンテで上映していることをみつけてすかさず観賞しました。
・ストーリー展開は、エドガーの後述をFBIの広報官(スミス捜査官w)が筆記していく形で進みます。回顧録として事件などをとりまとめていく方法で見せていきますが、話がそれぞれに絡んだり飛んだりしていくので少々とっちらかり気味で、デカプリオのメイクで時系列を確認する感じになります。イーストウッドのいつものやり方なんでしょうが、少々外し気味かと思います。話がとっちらかり気味という印象です。
・ディカプリオとアーミー・ハマーの演技、特に老け演技が良かった。具体的には身体の動き、関節の硬さ・不自由さ、セリフ回しが自然でした。遠目からは、それぞれ別人?と思いましたが、寄った映像みたら特殊メイクとすぐに分かったのでメイクは落第です。
・キャラに色んな要素が盛り込まれています。
特に、エドガーのマザコン具合、同性愛(なのか?)、独りよがりの正義感、偏屈さ、献身と傲慢などなどが盛り沢山です。それに周りのキャラが絡み合っていきます。
正義ってなんでしょうね。エドガー・フーバーって悪人と言い切れませんが、決して善人でもないですよね。
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