「陰謀史観」J・エドガー うそつきカモメさんの映画レビュー(感想・評価)
陰謀史観
クリント・イーストウッドは、あくまでも事実を基に忠実に映画化したのでしょうか。
ジェイソン・エドガーの若いときの淡い恋愛や、強い信念に基づく正義感ぶり、そして避けては通れない同性愛者という公然の秘密に切り込んだ内容に、普通だったら驚きの展開となるのでしょうが、あくまでも淡々と進行していきます。
国家規模の陰謀に、FBIも絡んでいるという展開を匂わせつつも、そこには深入りしません。
それでも、やはりFBIって、かぎりなく黒に近い組織なんだろうな、と思わせる内容でした。。あくまでも、感動はありません。
そういう意味では、「これ、映画化する意味あったのかな?」というのが正直な感想です。
2015.6.15
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