「アクションは良いけど、謎解きは・・・」シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションは良いけど、謎解きは・・・
見終わった時に思ったことは、監督って誰??
ガイ・リッチー。
ふ~~ん。。。
あれ?!どこかで聞いたことがあるぞ。
そうか、マドンナの元ダンナさん。
彼って、映画監督だったのね。知らんかった。
ロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウの、ホームズ&ワトソンコンビは
前作よりパワーアップしていて良かった。
お互いを信じ合っている者同士にしか通じない、意地わるく聞こえるかもしれない軽口、ユーモア、言葉なんていらない阿吽の呼吸、絶妙なタイミング。
良いなあ。
ジプシーのお姉さんのお顔をどこかで見たぞと思っていたら、スウェーデン版「ドラゴンタトゥーの女」のリスベットちゃんではないか。
謎めいた雰囲気と強さは、彼女にとてもよく似合っていた。
ホームズの兄マイクロフトを演じたスティーヴン・フライの軽妙さも良い。
それと、名前は知らないけど、警部もね。
そんな役者さん達に支えられていた作品ではないかと思う。
確かに、アクションは楽しめる。
ジョン・ウー監督もどきの、スローモーションやストップモーションを多用したアクションシーンは、楽しめた。
武器もいろいろでてきたしね。
サブタイトルにもなっている≪シャドウゲーム≫の雰囲気も出ていた。
けれど、それぞれのシーンは良いのだけれど、ツギハギなんだな。
一場面では流れるようなシーンが続くのだけれど、ずーっとみていると、カッコイイシーンを繋ぎ合わせてみましたと感じる。
それと、謎解きの醍醐味というか、楽しみというか、それがなかった。
そこが残念。
評価は、3.5か4かで悩んだけれど、俳優さん達に敬意を表して4に。
ホームズの仮装は、バレバレな感じが良い。
ワトソンのイケてないマフラーもね。
でも、実は、大活躍。 うふふ。