「名コンビは健在!」シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
名コンビは健在!
シャーロック・ホームズの固定概念を打ち破った“新”シャーロック・ホームズ映画第2弾。
今回も前作同様、娯楽映画として申し分のない出来。
ロバート・ダウニーJrとジュード・ロウの名コンビは健在。
お互い減らず口を叩きながらも、かけがえのない友で、理解者。
今日本でこのコンビに太刀打ち出来るのは、「相棒」の右京&薫、「探偵はBARにいる」の探偵&高田ぐらいだろう。
アクションも迫力充分、ガイ・リッチー監督のスタイリッシュな演出、ハンス・ジマーのリズミカルな音楽、目を見張る美術…2時間ノンストップで楽しめる。
欲を言えば、ストーリーが少々複雑なのでもう少し簡潔にして欲しかったぐらいか。
元々推理物なので、それは無理な要望だが。
宿敵モリアーティ教授が遂に登場。
ホームズと互角に、いや、それ以上に渡り合う。
当初モリアーティ役に、ブラッド・ピットやダニエル・デイ・ルイスが噂された。
演じたジャレット・ハリスも風格充分だが、是非ダニエル・デイ・ルイスのモリアーティも見てみたかった。
これも無理な要望だが(笑)
後もう一人、ホームズの兄マイクロフトは笑わせてくれる。
個人的には、アイアンマンよりホームズのロバート・ダウニーJrの方が好き。
二枚目半な魅力が充分に引き出されている。
なので、第3弾も希望…というより、間違いなくあるでしょう!
(余談だが、吹き替え版で見たのだが、前作もそうだが、藤原啓治の声はとても合っている)
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