「.」コンテイジョン 瀬雨伊府 琴さんの映画レビュー(感想・評価)
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自宅で鑑賞。タイトル通りで捻りが無い程のストレートな内容。豪華キャストを鏤め一定のテンションを維持しつつ圧倒的なリアリティを持って多角的に骨太に描く。ラストの感染経路の種明かしも鮮やか。僅か十日間で撮影を終えた“Dr.エリン・ミアーズ”のK.ウィンスレット、このテの薄幸な役が似合う。G.パルトローの“ミッチ・エムホフ”、臨死~『ソウ4('07)』を思わせる検死シーンの迫力ある演技は流石。更に“アラン・クラムウィード”のJ.ロウが凄く佳い。控え目乍ら効果的なC.マルティネスの音楽も佳かった。80/100点。
・豪華なキャスト陣はモブキャラに迄至るがそんな中、小林義明が東京のバス内の犠牲者役で出演している。亦、G.パルトロー演じる“ミッチ・エムホフ”役は当初、J.コネリーがキャスティングされていた。S.ソダーバーグ監督も“ジョン・ニール”の声でカメオ出演している。
・鑑賞日:2012年6月30日(土)
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