BRAVE HEARTS 海猿のレビュー・感想・評価
全16件を表示
つまらんわ
...............................................................................................................................................
佐藤がスチュワーデスの恋人にプロポーズするも失敗。
その後スチュワーデスの乗る飛行機が海上に不時着。
そして佐藤がその救助に携わるという相変わらずの偶然っぷり。
で死にかけるがバディの伊藤が来て生還、プロポーズ受け入れられる。
...............................................................................................................................................
うーん、相変わらず偶然起こりすぎやし、わざとらしいし、くさい。
何故このシリーズがこんなに評価が高いんだか全くわかりません。
嫁は開始10分で全てが読めたと豪語してたし(場)
人生が進んでも変わらない仙崎
妻は第2子妊娠中で、守るべきものが増えている仙崎。彼が一番気楽に過ごせるやり方は、全員を助けること。だから今回も全員をあきらめない。今回は、非協力的な要救助者をも命をかけて守るのではなく、仙崎含め、みんな守るべき人や未来がある身の要救助者。環菜が、こんな時代にこの子を産んで大丈夫かな?と心配していましたが、仙崎自らの生き様が、こんな時代でも思いやりはある、安心して生きようと証明しています。自分だったら守るべき人もいるのにこんなにできるかな、勇気も体力も絶対足りない、なんて凄いんだ、どんなに不安だろうか。と毎回ボロ泣きです。仲里依紗が秘密を抱えていたとはいえ、佐藤隆太が結婚相手だったら、、という不安な気持ちから口をついて出た心無い言葉は、殆どの人を代表していると思うし、数年前の環菜と同じ。傷つけられても、仲里依紗の他の誰かとの幸せを願って助けなきゃと奮闘する佐藤隆太の器の大きさと優しさも、仙崎2世が育っていることを感じさせ、シリーズの成長に感動させられました。
嘘っぽさとくさい台詞に酔えない
「そんな馬鹿な」と感じる箇所が多くて、男のロマンに酔えませんでした。ざっと思いつくだけでも:
(1) 片側2機のエンジンが同時に止まるという設定が不自然。エンジン1機が止まっただけでは正常に飛行できるのでこういう設定にしたかったのでしょうが。
(2) 百歩譲って片側2機のエンジンが同時に止まったとしても、なぜ同時に油圧システムがダウンするのでしょう。これも不幸な偶然が重なったと言うのでしょうか。エンジンから破片が飛散しても、破片が傷つける可能性がある場所に飛行に必要なシステムは通っていないと思います。
(3) 機内がガタガタと揺れ続けるのが変。この振動の原因は何ですか。
(4) 「海上に着水するなんて訓練受けてない」という台詞が出てきますが、そんな馬鹿な。脱出に必要な時間浮いていられる体勢で着水する訓練を受けているでしょう。
(5) 着水後、胴体が二つに分離したりしません。
(6) 着水した機体が「20分しか浮かんでいられない」という発言が何度もありますが、90秒ではないでしょうか。結果として20分浮かんでいられたとしても、規定の脱出時間90秒は沈まないというのが設計上の性能なので、救助する側としては「90秒でどうやって助けよう」と考えるのでは。
(7) 着水直前フラップが全開してしていました。油圧システムがやられたという話はどうなったのでしょう。
(8) 機長が計器盤とシートの間に挟まれていましたが、機首が損傷していないのに、着水の衝撃だけでシートがそんなところまで移動するとは信じられません。
(9) 「着水する頃には日没になって救助できない」という問題はどうなったのでしょう。着水後も白昼のように見えますが。仮設誘導灯のどさくさにまぎれて忘れた?
(10) ギャレーからカートが飛び出して凶器と化していましたが、マニュアルどおり固定されていれば事故の衝撃でも動かないのでは。
(11) 美香がトイレに閉じ込められていましたが、トイレの出入り口は通路に向かってついているので、暴走するカートなどは通路を通り過ぎるはず。出入り口をふさぐように集まってくるとは思えません。
(12) 吉岡は自力で動かせない構造物にはさまれたはずなのに、水没後、金属を切断する機材をもたずに隊員が収容に行き、素手で障害物を取り除いていました。状況から見て必要になるであろう機材を準備して潜るのがプロでは。水深60mでは取りに戻るというのも簡単でないだろうし。
根拠のない自信が、ああいう事態を招いたんだ。
映画「BRAVE HEARTS 海猿」(羽住英一郎監督)から。
作品冒頭、主人公・仙崎大輔は、
上司から「撤退」を指示されたにもかかわらず無視して、
結果オーライで、人命救助に成功するシーン。
「なぜ、命令に従わないんだ?」という叱りに対し、
「俺は全員を助けたいんです」と、正義感溢れて言い返す。
「なるほど、その歳で特救隊に入ろうなんて奴は、
そういうことを平気で口に出来るわけか。
結局は、お前が仲間に救助されてる。俺に言わせれば、
ああいう状況を作ってしまったこと自体が、既に失敗なんだ。
そして今日も、お前は同じミスをした。
根拠のない自信が、ああいう事態を招いたんだ。
いいか、レスキューに必要なのは、スキルと冷静な判断力だ」
こう言い返すチームのリーダーに共感を覚えた。
「希望がある限り、絶対あきらめるな」という教えもあるが、
正義感だけで人命救助をするのは、無茶すぎる。
主人公だから死ぬことはないだろう、と思う客観的な目と、
もしこれで死んだら誰の責任になるんだろうか、という
リアルな感覚がいり混じって、いつも不安になる。
「自分はこの場面、あの人を助けられる」という自信は、
実は何も根拠がなく、周りで見ている同僚は落ち着かない。
その心境を言葉にすると、
「根拠のない自信が、ああいう事態を招いたんだ」
上司の命令や同僚の反対を押し切って行動するのであれば、
「根拠のあるデータ」を示してからでも遅くない。
「命を懸けて命を救う仕事」だからこそ、そう願いたい。
それでは、映画にならないよ、という関係者の声が、
聞こえてきそうだな。(汗)
かっこよかった
メッチャかっこ良かった。
懸命に人を助けようとする姿はやっぱりいいですね。
「がつんときてください」というプロポーズのセリフが印象的だった。
それと、レスキューに必要なのは、「スキルと冷静な判断力と、ここだ」っと胸をさした最後のセリフも好きだな。
日本の夏には海猿。
あれっ!?このシリーズって完結したんじゃなかったっけ?^^;
まるで「閉店、閉店」と謳いながら一向に閉店しない紳士服店を
連想してしまうんだけど(爆)
なんでも原作ではこの話が最終話なんだそうで…。
それで敢えてこれを最新作に持ってきたんだそうです。ははーん。
でもさすが、ファンの熱望って言われるだけあって今回も面白い。
水戸黄門で最後に印籠を出すのを待ってるような気分(誉めてます)
安心して観ていられる、のはこういうシリーズのことをいうのよね。
いやぁ~伊藤くん(仙崎)、相変らずイイ身体してんの~!(爆)
今回は彼と佐藤隆太(吉岡)のケツ出しシャワーシーンが観れます。
まぁ楽しそうに演ってるものだから^^;こっちも楽しめちゃうけど。
一刻を争う救助活動とは場を違え、普段のシーンは常にオチャラケ。
和んで笑って勇んで息を呑み最後は感動で胸を撫で下ろす…という、
典型パターンに、今回はジャンボジェット機の海上着水という(!)
なんだかもの凄いスケールの海難救助活動が行われてしまうのだ。
胴体着陸…って言われた時は、仙崎たちの出番がないじゃん?と
思いつつ、機長の一言!(普通言わないと思うけど)凄かったですね。
やっぱりこういう時に、ビシっ!!と決断できるオトコって最高~。
(でないと話も進みませんしねぇ)
まぁ…ツッコミどころ満載なのはシリーズ同様、
そのタイミングで告白大会を?とか、そこでそう動くかなー?とか、
え、なんで10分?もっと早く助けに行けそうなのに!だとか…もう、
数限りなくあるんだけど、それもすでにお約束状態となっており。。
もう今回は…いや今回は…と思わせておいて、
あ~やっぱり!!うみざるー!!という大団円へ傾れ込むのです。
いつも通りの海猿が今年も観られた~!という満足度は裏切らず、
もうこうなったら、毎夏の恒例行事にしちゃえばいいのにねぇ(爆)
ドカン!ドカーン!日本の夏、海猿の夏。←この宣伝、笑えました。
(単純に命を助けようとする姿に感動できる。それが仕事だもんね)
わくわくした
わんこの島で、佐藤隆太に注目。ルーキーズファンの友人と鑑賞。無駄のない展開と特救隊の先輩との考えの違いから来る対立さえ、引き立つストーリーだった。機長の冷静沈着にも惚れましたが、沈む機体を前に、潜る準備にすぐ向かっていた彼には胸が熱くなりました。シリーズ3作も機会を作って観たいと思いました。時任三郎さんを見ると牛若丸三郎太とリゲインの歌が流れて仕方がないのですが、渋い司令でした。
普通
決してつまらなくはないです。
気になった点は以下
・話してる暇があったら作業しろ!!
滑走路に使うライトを点検しているシーンですが、「時間との勝負だ」、と言ってる割に仙崎と吉岡、話している間手が止まってます。違和感バリバリです。おまえらさっさと作業しろ!と言いたくなりました。
・島さんがかっこいい、だがいらない
島さんという仙崎の新たな上司が出てくるわけですが、「そもそもおまえが救助されたら意味がない!」と観客が思っていたことをストレートに言ってくれました。この時点で好感度倍増です。
しかし、映画が終わってみると「あれ?島さん何のために出てきたの?」と思ってしまうほど何もしてないです。こういう良いキャラを使い捨てのように出すのは納得いかないです。
導入が前作を知らない人でもわかるよう工夫されていたのはとてもよかったです。(ジッパーを上げる遅さに少し引っかかりましたが)
序盤で救難者をあっさりと死なせてしまったのも、主人公だからって何でもできるわけじゃないんだぜ、という感じが伝わってきました。
次回作にきちんと島さんを出してくれるならこんなにうれしいことはありません。
いまいち…
1作目が一番面白かった…
娯楽作だからしょうがないけどもう少しリアリティーがほしいところ。
毎回そうだけど、広大な海の中、必ず出会えて助かって…。
題材も迫力も日本映画の枠を超えているのだからしっかりした脚本でしあげてほしいな~、と思っちゃうんですよね。
けど、仲里依沙が普通の役やってると思ったら最後のあの落ちは確かに笑えるね。
けど、やっぱりこういう映画は映画館の大画面で見なくちゃね!
最後にはすっかり気持ちが晴れやかになる感動作です
中盤くらいまでは、評価的には2.5くらい。
救助隊の選りすぐりということは、精神的にも鍛錬されているのではと
勝手な想像をするものの、やたらと安っぽいヒューマニズムに感じられる
言動が・・・
ところが途中から「映画の演出上やはりこういうセリフ入れないと説明できないから・・」みたいなクサさを打ち消し、観る手にすっきりしたモヤモヤ感を忘れさせてくれる内容へと変わっていきます。
ズハリ、仙崎と嶋の二人の描かれ方かなぁ。ラストの「ここもな」って
くだりのシーン。本来ならクサーいはずなのに、グっとくるワンシーンでした。
おそらく、この映画の中心となるジャンボジェットの救助活動の一連の流れがあるからこそなんでしょう。
それと最後に「キセキの救出」がありますが、ここも同じくアリがちなドラマだと安っぽく涙を頂戴するために誰かを殺したりするものですが、
最後の最後まで人命の大切さと、それを何が何でも助けるんだ、可能性があれば誰ひとり見捨てずに。というところに繋がっているんでしょうね。
最初の仙崎のこういうセリフはハッキリいって自分的には偽善っぽく聞こえて苦手なんですが、ラストのあたりではすごくスッキリと納得できました。
たぶん、心理的変化としては「嶋」と近かったのかな(笑)
後半の嶋と仙崎の心底理解しきった男の友情は実に爽快でした。
ありがちな日常の殺伐とした世知辛さに新しい命を迎えることにためらいを
もっていた環菜が、この物語をTVニュースを通して観て行く中で、日本人捨てたものではないという仙崎の「根拠がない不確かだけど自身のある」言葉を信じられるようになり、最後に夢と希望をもった幸せな家族愛という形でこの映画をしめくくったところが実に爽快でした。
震災や就職難、リストラなど夢や希望が見出せなくなってしまった現在に対して、なにか少しでもエールを送ってみたいという気持ちが製作者側から伝わってきそうでした。
中盤くらいまでのことはなんだかんだ言いましたけど!
安易に評価できないような奥の深いメッセージのように思いますし、
首脳幹部陣あたりの描き方もピュアだったので、この評価にさせていただきます。
涙が止まりません!
はじめから終わりまで、ずっと涙が止まりませんでした。仙崎の「希望がある限り諦めるなと教えてくれたのは下川さんでした」というセリフでまず涙がドバーッと…ラストはほんと感動でした。吉岡さん生きててほんとよかったです。伊原剛志さん演じる嶋さんも初めは仙崎の考えに否定的でしたが、最後手を差し伸べるところは感度です!
とにかく、言葉では言い表せない感動を味わえます!
ハラハラドキドキ!
ハラハラドキドキで面白かったです!
自分は今までの海猿はテレビで観てたのですが、やはり劇場で観るのが一番良かった!
しかも、今までの海猿とは違い、「ひとりのちから」ではなく、「みんなのちから」がとても強く感じました!
たとえそれが絶体絶命でも、目の前の命をあきらめない!そういう気持ちが自分を感動にしてくれました。
観て損はないのですが、一つ言っておきたいです。
たしかに全員助かったのは良いんですが、あの事故で誰も死ななかったのは本当に…
奇跡です。
ってか凄すぎるですよね?20分で346人を助けるのは…
いいと思います。
猛烈に甘いが、真摯な想いが伝わる映画
『海猿』シリーズは前作(劇場版3作目)しか観たことが無い自分です。
3.5判定は僕にとって『観て損ナシ』の意味なのだが、
その割には文句の多いレビューになってしまった。
特に前作について批判的な内容になっているので、
読みたくない方は読み飛ばしていただきたい。
さて本作、
大作感のある画作りやCGのレベルは前作同様に高かったが……
相変わらず甘い、甘いねえ!!
ハワイ土産のマカダミアナッツチョコを森永ココアで流し込むのと同じくらいに甘ったるいぜ!
ジャンボジェットのエンジン3基が破砕、
平衡を保てない不安定な状態での胴体着水、
おまけに残り1基のエンジンは爆発炎上、
機体は着水後20分で真っ二つ&垂直沈下。
この状況で300人超の乗客が全員助かるだなんて、ハッキリ言ってファンタジーですよ。
本当に災害に遭った人の中には怒る人も居るのではと心配になる。
最後に佐藤隆太が生還したのも……確かに伏線は張ってたけれど、
あの沈痛な雰囲気でやっぱり助かるなんて、いくら何でも甘過ぎる。
(ちなみに劇中でも言及していた『ハドソン川の奇跡』の場合は乗客乗員合わせて155名。
翼の大きな破損や火災も無く、機体が完全に沈んだのは着水から約1時間後だったとか)
だが、しんどい時期には砂糖の甘さも必要だ。
『観て損ナシ』と感じたのは、この映画が3.11以降の世相を反映した、
人の善良さを信じようと願う映画だったから。
前作最大の不満点は、人の生死に係わる大災害が、
主人公らの人間ドラマを盛り上げる為の単なる“ツール”に過ぎなかった点だ。
だが今回は違った。
今回は、人命救助そのものをテーマに据えた真摯な映画になっていた。
前作では少しも心が動かなかった僕も、今度は素直に感動。
主人公・仙崎が自らの命も顧みず操縦士を救おうとするシーンには胸が熱くなったし、
彼ら救難隊だけでなく、空港、警察、病院関係者みんなが一丸となり、
『誰も死なせたくない』と必死に頑張る姿は感動的。
もしかすると彼等を突き動かしていたのは、『今度こそは誰も死なせない』
という震災後から続く強い想いだったのかも知れない。
前作の仙崎のようなワンマン・ヒーローは要らない。
人を救うのはいつだって、ただの人なんだから。
かえすがえすも甘い映画だが、それでも本作は
先の災害で命の重さを再認識した者にしか作れない作品だと思う。
<2012/7/14鑑賞>
シリーズの中で1番好き!
今までの海猿シリーズの中でも
一番感動し、泣けました!
吉岡を救助するシーンや
久しぶりの家族団らんのシーンなど
泣けてほのぼのしました!
今まで海猿を見てない人にも
おすすめできる映画です。
最後にそんなのあり〜(‾○‾;)
ネタバレ見てから行きましたが 前半ゎちょっと感動(ToT) 後半で吉岡がどうやって生きてるのかが気になったけどまさか酸素チューブとゎ思いもよらず… だけど最後のオチにゎ笑ってしまった(・o・)ノ まさかバツイチなんて(‾∀‾) 飛行機墜落の映画見た後に飛行機に乗るのゎ怖かったけど…(ToT) 実際にあれゎないかと思われる
…。
東日本大震災の影響を受けてか、今まで以上に“人命救助”がメインに据えられ、胸打つものもあったが、展開も設定もクサい演出も熱い演技も大袈裟な音楽も何もかも同じ事の繰り返し。
救助する側が救助される側になるな、と叱られた仙崎が“救助する”側になる安易な演出。
“救助される”吉岡が絶対的絶望の状況に陥っても絶対助かるお約束(今回に限らず毎度の事だが)。
吉岡の恋人・美香が頑なに結婚を拒む理由が両親の離婚が原因という予想通りの設定。
エンディングで流れる過去の名シーン。
それでも、必ず大ヒットして、また続編が作られるんだろうなぁ…。
前作で完結と言っていたのに、一体いつまで続くのか。
究極のマンネリズム。
全16件を表示