ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qのレビュー・感想・評価
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思わぬ低評価
これは「分かる人にだけわかる」ような映画じゃないと思うんだけどなあ。 どうやらエヴァファンには受け入れられない結果になったらしい。これだけ評価が低いと逆に「どうしてだろう?」と、ほかの人のレビューをいくつか見てみたけど、説明不足で置いて行かれたと思った人が多かったようですね。 私は、新シリーズは一切見てなっかたので、ここから入っていった「にわか」です。いや、正確に言うと、旧エヴァンゲリオンシリーズはずいぶん熱心に劇場にまで足を運んだクチですが、最後の最後にスクリーンに映った自分の姿に一気に現実に引き戻されたことで卒業できました。 それでも、シンジくんが、エヴァと同化して、赤城博士がサルベージするエピソードはかろうじて覚えていたので、そこから枝分かれしていったエピソードで、「人類補完計画」を、本気で描いていったら、こういう方向性もアリなんじゃないかと思います。シンジくんだけが文字通り成長していなくて、周りは、サード・インパクト後の混乱を必死に生き延びてきたことを匂わせ、表面に現れた映像の背景を想像させてくれる。これこそがエヴァンゲリオンの真骨頂と言えるんじゃないでしょうか。
なんか別れ話が拗れてるらしいので。
劇場公開時鑑賞。 新劇シリーズは「財産分与とか子供の親権とかもいいように受け入れてくれて、比較的すんなり進んでいる」らしかったのに、予想外の提案が来て一気に修羅場に突入していると聞き、劇場鑑賞してみたんだった。 別れ話の当事者ではなくなっていたので、「うわあ、これどうするんだろう」とは思ったが、さほど感情をかき乱されることなく観られた。 まさかココから…。
ヱヴァQは結局...?
新たな「ヱヴァ」の幕が上がる...「破」の好調により高い期待をもって迎えられた「Q」はいろいろな意味でとんでもない作品だった。当時 序 20億、破 40億と倍々ゲームだった興行収入は、Qでは50億ちょっとで止まる。上映当時の激しいバッシングのせいか監督は心を壊し次回作シンの公開はそれから8年後になった。 シンによるエヴァ熱がやみ、新たな気持ちでアニメシリーズ、旧劇、新劇場版4部作を鑑賞した上で、Qに対する感想は「つまらない」でした。同じ「鬱展開エヴァ」としてよく旧劇と比べられるQですが、旧劇はちゃんとした「続編」であるのに対しQはまるでスピンオフのような印象を受けました。それまでのエヴァは一貫してリアリスティックを追求したSF作品であったのに対し、Q(とシン)では「空白の14年」という設定を盛り込むことでSFに全振りしています。更にQの展開には殆ど伏線がありませんでした。いきなり専門用語が飛び込んでくるのはこの作品のお家芸で、魅力でもあったのですが、これはあくまで物語の世界観に引き込む補助的な役割を果たしているのみで、展開自体は伏線などを回収しつつ丁寧に展開されていたのです。一方で作品を大きく変えた「AAAヴンダー」はその存在の大きさにも拘わらず全く伏線がなく、空白の14年やWILLEなどといった設定は全てヴンダーを登場させるために取って付けられた感じがします。言い換えると、制作側は「宇宙戦艦ヤマト」をやりたかっただけなのでは...と。脚本もシンの後に鑑賞してもなお違和感があります。序盤のリツコのシーンや中盤のカヲルのシーンが特に顕著で、流れ的に経緯の説明をするだろう という場面でいきなり会話が止まってしまったり、説明自体が下手だったりして、謎を楽しむ前にイライラが募ってしまいます。その割には物語は何も進展せず終わりを迎えます。バトルシーンが計器などヴンダー周りの描写にやけに力が入っていて、他の作品と比べても丁寧に展開されます。そのせいで物語の展開自体は急であるけども遅く、その結果、結局シンの冒頭で何十分も世界観の説明を行うはめになり、重要な終盤が急速に展開されていくことになってしまっています。 空白の14年も、ヴンダーのようなオーバーテクノロジーに対する説明以外に14年も経たせる理由が見当たらず、むしろ主人公を取り返しもつかないくらいに孤立させてしまっているだけだったので、正直2,3年でもよかったのでは と思います。 戦闘シーンも分かりやすい序や破の方が没入感がある分迫力があったと思います。Qは基本的に空中戦だったのに加えヴンダーが余りにも大きすぎたために何をしているのかわからないことが多かったり、相対的にエヴァが小さく見えたりしました。 最も「エヴァ」らしい作品といわれるQですが、実際には違うと思います。こんなにつまらないエヴァはないと思います。 制作陣がやりたいことを無理やりねじ込んだ結果生まれてしまった問題作。 スピンオフなら間違いなく名作。
驚異の大変革
EVA改2号機のアスカとEVA8号機マリにより、衛星軌道上から奪還され目覚めたシンジ。14年もの歳月が過ぎていたことを知る。ミサトやリツコは、ヴンダーを旗艦とする反ネルフ組織ヴィレを結成していた。そこにEVA Mark.09が襲来。レイの声を聞いたシンジは、ネルフ本部へと向かう。そこでカヲルと出会い、レイとも。 「破」から14年後の設定。前回観たときは、旧世紀のシリーズとあまりに大きく違い、そう来たかという強烈な印象を残したものの、中身をほぼ忘れていました。2回以上観ないとダメですね。「ヤマト」や「アキラ」のオマージュかなというところもありました。「破」「Q」間にサードインパクトが起こっているので、それだけで1本映画が作れそう。
起承転結の転だからって天から急に始まります。
天(宇宙)のシーンから始まる。なんじゃこりゃって感じ。 新キャラの声が沢城みゆきで嬉しい。 序、破が良すぎたからなのか、本作Qは急に突き放された感じで受け入れがたかった。
ネタバレ?
14年の歳月が流れ。人生28年生というのが、本作における碇シンジの置かれている状況だが、昏睡状態にあったためか何も変わっていない。エヴァと同期している影響で身体的にも成長しないという設定のようで、脳内がバグったままストーリーが進んでいった。 シンジの母・綾波ユイの生涯、そして、綾波レイの背景について、あっさりと説明されているのは、TV版より分かりやすいのだが、観客に対する親切さが果たして吉と出ているのかどうか。 とりあえず、fin.まで鑑賞は続く。
登場人物達の動機が1人を除いて不明という非常にフワフワした感じ。普...
登場人物達の動機が1人を除いて不明という非常にフワフワした感じ。普通の映画だったら最後に動機の説明がされてパズルのピースが全部ハマって爽快!ってなるところが次回に持ちこされてる。故に、どう考えても不合理な行動をとる人物の行動がただの不合理にした感じられずシンジ君と同じ気持ちが味わえてしまうのは正直ストレス大きいというか長い。 エヴァの醍醐味である風呂敷広げと伏線(っぽいもの)を配置しまくる所はパワーアップしていて良い意味で予想を裏切られた。これどーやって畳むの?みたいな。また、動きや構図で魅せる場面が多いのでそれだけで楽しめたりもする。評価は良いとこ悪いとこ差し引きプラマイゼロです。
「破」があまりにも良すぎたためQに期待していたのだけど微妙。 もっ...
「破」があまりにも良すぎたためQに期待していたのだけど微妙。 もっとシンジくんに説明してあげてと言いたい(笑) 14年も経ってしまっているのに説明もないまま突き放されたら、困惑します。公開時に観た時もこちらも困惑したもの。変わりすぎてて。 まぁ、いきなり意味わからない世界に突入していくのはエヴァらしいといえばエヴァらしいけど。 延び延びになっている4作目、気になるので早く公開してほしいと願うばかりです。
こうして俺は「Q」にたどり着いた
未公開アップロードしたままで忘れていたので、変な時にレビュー公開となってしまった。 俺は、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観ようと考えた。しかし、俺はエヴァを一つも観ていない。TVシリーズも劇場版も。時はちょうど黄金週間。録りためた中に、たしか「序」「破」「Q」いずれもあったはず。よし、一気に観て、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」を観る市民権を獲得しよう、・・というのが今回観た背景。そして俺は、「Q」までたどり着いたのだ。 【序】 すごいなこのオープニング。あっというまに引き込まれる戦闘シーン。 登場人物が少ないからわかりやすい。 いわゆるメカ(設備、器具備品の類)のカッコよさが、心をくすぐる。 "使途" の異様な造形は、CG時代をフルに感じさせる。 ネブカドレザルの鍵とか、セカンドインパクトとか、初めて聞く単語のオンパレードなのに、ストーリーを追い続けられるのは、「それが当然」かのように、なんの迷いもなく進める点かな。まあ、アニメから延々と続く歴史があるからこそ、できることなのだろうな。 俺たち(50~60代)に、大友克洋がいるように、彼らには庵野秀明がいるんだなあ、と変な感心の仕方をした。 主人公とそれをとりまく女性たち。手ごろなお色気。 【破】 辛いのは君だけじゃない。 「ヒトマル」という読み方に象徴されている自衛隊(ミリタリー)感覚は受けそう。それも、それを美少女たちが言う。 思わせぶりな音楽。 科学の最先端な世界で、「純粋な精神エネルギーの具象化」という魅力的な現象。 「なぜ若者たちだけがエヴァンゲリオンに乗るのか?」という俺の疑問は解かれるのだろうか。 「シリーズものは、2作めが鍵」と言われる条件を見事に達成した出来のよさ。感心。 【Q】 前作の痛快さを忘れてしまったかのようなオープニング。 謎の少年カオルの登場。カシウスとロンギヌスの2本の槍。異なる槍が必要。第1使徒と第3使徒。アダムスの器。 前作にも勝る、謎のワードのオンパレード。その中で徐々に見えてくる、人類と使徒、それぞれの誕生の歴史。第1使徒であるアダムから生まれた、第3以降の使途。一方、第2使徒リリスから生まれた人類(リリン)。両者は、どちらかが生存し続けるために、相争う運命だったことがわかってくる。 ゲシュタルト(統一的全体像)。西洋的な思考は、ひとつひとつ分解してよくしていくことで最高のパフォーマンスを得る、という要素分解的な考え方。 一方、東洋的な思考は、全体をシステムとみてそのバランスを調整することで最高のパフォーマンスを得る、という全体像的な考え方。 自分でも、なにを書いているかよくわからなくなってくるが、「Q」をみて感じた気持ちはこんな感じ。哲学書か。 そして...【シン・エヴァンゲリオン劇場版】 おまけ:kossyさんへのコメント 「シン」のために付け焼き刃で観た俺は、「なんだか雰囲気違うな。繋がり、わかんないな。でもきっとのめり込んでないからなんだろうな」程度で進みましたが、皆さんにも難しい回だったんですね。ちょっと安心しました。と共に、ちょっと究明したくなるこの気持ちは押さえ込んでおいた方が無難そうですね(笑)
観てても全然引き込まれないし興味も湧かない ので30分観た所で削除...
観てても全然引き込まれないし興味も湧かない ので30分観た所で削除 昔から観てたおじさんおばさん達がやたらと支持してんのか? どの層にうけているのか謎
駄作以下
何が描きたいのか?何を表現したいのか?理解できない。 難解ではなく軸がない。設定は滅茶苦茶でアングルは映像は見にくいしショボい。 最新作とつなげてみてもキャラクターの行動に矛盾が生じ冷めた。 監督の自己投影が酷いのかと感じる。
シンジが可哀想
シンエヴァンゲリオンがアマゾンビデオで見れるとの事なので Qを見てから観ようかなと。 正直よくわかんなかった😅 明日シンエヴァンゲリオンを見るつもりだけど Qが理解できなかったからきっと余計意味が分かんないだろうなあ。。 ただシンジが理不尽に責められてて可哀想😂 ガキとか言われてるし。。14歳じゃん。 彼にしか頼れなかった大人が悪いでしょ。 しかも、シンジにはなんの説明もしないし。 そりゃあ、良かれと思って行動するよね。 仕事だってそうよ。全体を説明しだから これをやってくれと言わないと、人は余計なことしたり また不足があったりするんだよね。 仕事の出来ない上司の元で働くシンジは ブラック企業で働き使えないと言われている 仕事の出来るペーペー社員みたいなもんだ。 シンジがうじうじするのも当たり前よ。
イライラするなあ。ちゃんと説明しろよ(苦笑)。
旧エヴァにハマったおじさんですが、完結編を観る前に、と思い配信で鑑賞。 以前も一度観ようと、レンタルしてたのですが、2度挫折してます。 三度目の正直。 のっけから物語も人間関係も滅茶苦茶でついていけません。 しかも どうしてみんな、ちゃんとシンジに説明しないんだよ! だからこうなるんでしょ?という展開で90分終始イライラ。 説明すれば済む話をみんな黙ってて、意味深なセリフばかり。 シンジじゃなくても「みんな、何なんだよ!!(怒)」と言いたくなります。
Q
新劇場版の三作目。 前作から14年後が舞台。 感想は… ヌルヌル動く映像がスゴい! アスカ、お前生きとったんか。 主人公同様に「?」な状況。 「破」でチラつかせたアヤナミの正体は… 長らくお待たせしたカオルが全然活躍しなかった… 目的も分からず主人公暴走し過ぎ! てか14年間も眠ってた子どもに説明無さ過ぎ! え、これで終わり?! な感じで謎が少しずつ明かされるも、 頭の中は「Q」uestion状態。 「破」はかなり楽しめただけに どうしてこうなったというのが率直な感想。 エヴァファンなら納得するのかな? エヴァ初心者の自分には説明不足過ぎてついていけなかった。
困惑。ただ一言につきる
2度目の鑑賞(たぶん けど、やっぱりかっこいいなぁ。映像がきれいで惚れ惚れします。 話は安定のわからなさ。これが良さなんだとやっと気づけました。あれはなんだったんだとこれから、考えればいいよね。たぶん。笑
みんな生きてる
内容に対しては何も言えない、何の説明もないまま超展開に次ぐ超展開でわけがわからない。 エヴァ程の人気作品でこんなストーリーを作れるのがスゴイ、、、 とりあえずアスカが生きててよかった! そして、シンジもレイもマリもカヲルもミサトもゲンドウもみんな生きてる(>_<)
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