るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 新京都編 前編 焔の獄のレビュー・感想・評価
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本編観たなら、わざわざ観ない方が良い
アニメ『るろうに剣心』のOVA作品3つのうち何故これだけ、しかも映画としてリストアップされているのかと思ったら、作品発売前に劇場公開されたのね?
しかも、前編と後編はそれぞれ別で公開されたのだね?
…やっちまったな😓
本編の中でもダントツ面白い京都編を「巻町操の視点から描く大胆リメイク!」というコンセプトに惹かれて観たのだけれど、端折りすぎてて本編観ていなかったら意味が通じないと思われる箇所も多く、そもそも劇場公開となると初見の人が一定数存在しうるだろうに、これじゃ何が面白いのかサッパリ伝わらない。
中途半端に終わってるため後編を観なければ気持ち悪さが残るので、そういう意味で最後まで頑張ろうかという気にはなるが、どう考えてもオリジナル版の面白さには及ばないだろう。
しかし考えてみれば、それもそのハズ。
前後編合わせてたった85分。本編35話ほどの分量を4話分の尺で描きはきれないわな😅
期待した私がバカだったわ。
OVAはテレビ版と比べて画風がガラッと変わり、絵が綺麗になったのは良いが、違い過ぎて別モノ感半端ない。慣れないなぁ…
リアリティを追求したのだと思うが、全体的に落ち着いたトーンで展開されるのも、個人的にはちょっとイメージが違うんだなぁ。
色々、モヤッ。
原作は忘れろ
漫画がどんなだったかよく覚えていないが、随分強引にまとめたなという印象。とりあえず主要キャラ出して重要事項説明させて、見所の戦闘シーンは一瞬で緊張感もなく、全てがただの出来事の羅列みたいになっていて味気なく感じた。
またGYAOのタイトル情報に「巻町操の視点で」とあったが、それもなんだか中途半端。序盤はなんとなく操を追いかけている感はあるが、結局登場人物それぞれの動きをいちいち写しているので、操視点とは??といった感じ。そのため操の感情変化はぶつ切り、駆け足な演出も相まって最後のどん底感は皆無。なんとも中途半端なリメイク。
GYAO!
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