「もうやめるべきなのか。」劇場版テンペスト3D ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
もうやめるべきなのか。
自分でよく思うことのひとつに、
「だからやめておけ」的な戒めの台詞があるのだが^^;
それをどんな時に使うのかというと、こういう作品を
観た時なのである…(失礼をぶちかましておりますが)
いや、原作をけなそうとか、TV版をけなそうとか、
そういう趣旨があるのではなく、とにかく自分が見て
(もうこれは第一印象で)あ~これは…つまらん(-_-)と
思ったものは、舞台を映画に移しても同じなのだと…。
(っていうかそれを普通は観ないんだろうけど)
なんかこう、映画なら!いいかもしれない?みたいな
場外れの期待をかけて、それが叶った試しがない^^;
いい加減にしなさいよ(汗)と毎度思うのですけどねぇ。
まず内容の前にですね、なんでこれ3Dなの??
しかもそれしか公開されてないんですけど、なんで??
どこにその必要性があるのか分からないまま終わった、
ただでさえ落胆の大きい気分に自腹まで痛めてしまう、
これは何かの罰ゲームなのか??とまで思える作品。
「だったら観なければよかったでしょ!」って
聞得大君(高岡早紀)に嬲り殺されそうな(ホント怖い)
ところなんですけども^^;
う~ん…大河ドラマ系なうえに、古臭い(当たり前か)
なのに映像だけ3Dしてます、といったドラマ展開に、
沖縄(琉球王国)の悲劇を堪能したいのだけどできない。
キャストは豪華ですねぇ~。
仲間由紀恵も悪くはないんだけど、男には見えないし、
GACKTなんかもう、バケモノの類だったしなぁ^^;
おそらく原作はもっと大河浪漫してるんだと思います。
舞台も面白かったそうですね。
首里城をはじめ、王国の佇まいは確かに美しく見事…
なんだけどそれだけ。という作品なのがもったいない。
物語の構成は(大河になるだけあって)面白いと思うので
これは作り手の技術如何なのでしょうね。長いしなぁ^^;
(最近沖縄と聞くと戦隊モノしか浮かばないから困るさ~)