ワン・デイ 23年のラブストーリーのレビュー・感想・評価
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『どっかの国の芸人見たいな奴』って見ると冷めるよ
『ローマは1日してならずとも、全ての道はローマに通じる』
『ローマ』を『生殖行為』と置き換えるさ♥
だから、『男と女には友情が生まれない。』ってビリー・クリスタルが曰わっていた。そんな『恋人たちの予感』から笑いを取った様なお話し。
この人達の23年間って集約されると2時間にもならないって事たね。
日本人ってこう言った話好きだよね。
で、2011年7月15日って、日本ではこんなアリもしない話する余裕もなかった。
やっと観たよ。
アンハサウェイは、お気に入りだけど
見る気しなかった。大学卒業のときに、一晩で
これっきり?アンの家族はわからないのね。
途中、コメディアンも混ざって!やっと やっと
人生は、残酷だね。
出会いと別れなんだけどね。
切ないなあ!
【メンドクサイ男女の23年に亘る愛の奇跡を毎年7月15日だけにスポットライトを当てて描いた作品。ラスト、15分は心に沁みます・・。】
■真面目でしっかり者のエマ(アン・ハサウェイ)と、自由奔放な恋多き男のデクスター(ジム・スタージェス)。
1988年7月15日、大学の卒業式で初めて会話を交わしたふたりは、魅かれ合うものを感じながら、恋人ではなく友達の関係を選んだ。
以来、ふたりは親友として毎年“7月15日”を過ごすようになる。
◆感想
・物凄いスピードで23年の二人の恋愛だったり、友達だったり、別れだったり、相手の結婚を祝ったりの恋愛映画である。
・エマもデクスターもお互いに惹かれているのに、恋人未満友達以上の関係を続けるのだが。
<デクスター!だから、もっと早くエマと結婚していれば良かったんだよ!
ラスト、15分は心に沁みます・・。>
23年のつきあいの重さと価値
デクスターは上手に落とそうと思えばエマをいくらでも落とせたと思う。例えばフランスの海での一コマ。あそこでちょっと日和る。彼は一度エマとやりたいと思ってるしそれなりに大事に思っているのだけど、今までの女性とのつきあい方と違っているのとエマの存在がある意味大きいから、びびっているようにみえる。エマのほうは輝いていた頃のデクスターをよく覚えているしよく見ている。彼が輝き、そして傷つき、ボロボロになって会いたくない時期もあって、そして、それでも彼を好きでいる。刷り込み?理由なんているのかな、理由なんてないような感情。お互い大事に思ってて信頼していて、たまに会う時間が貴重で、古いつきあい。そんな関係はまあまあ貴重で、まあまあ気持ちがわかる。多分、どちらかがちゃんとぶつからないと、大事に思ってるのはわかるけどその感情ってどっち?という曖昧さで終わることがほとんどじゃないかな。それはちょっと淋しいけどかなり正しいのかも?
過去と現在が交錯し、最初の出会いが振り返られる。いくつになってもまざまざと思い出せる記憶、辿れる場所があるって、いいよね。確かに切ないけど。
2人の宝物の時間
7月15日限定、全国一斉公開ということで観に行きました!!
ずっと気になってた映画だったので本当に嬉しい、、!
エマとデクスター2人の7月15日を切り取った話、とだけ前知識があって観ました。
まず、まず、なんとアンハサウェイの美しいこと、、知ってはいたけどもう美しすぎて。
お顔から溢れそうな大きなキラキラした瞳、まばたきするたびに風が起こりそうなまつ毛、こちらまで笑顔になる笑った口元、素敵すぎです、、。
前髪があろうがなかろうが、髪の色が黒かろうが茶色だろうが、ストレートだろうがパーマだろうが、長かろうが短かろうが、全て美しいです。
そんなアンハサウェイ演じるエマにデクスターも長年ゾッコンなはず、、!
あんなに綺麗な平泳ぎがあるのか、、。
ストーリーはなかなか2人の思いが重ならず、2人の時間がそれぞれ流れていきます。
あと1センチの恋??ても少し思ったけど、2人の幸せな時間とそうでないラストの緩急には画面に引き込まれざるをえません。
だからこそ、エマがこっそりデクスターを思って卒業式の夜を過ごしていたこと、お互い友達でいることしにたけど腕枕をして寝るシーンの2人の幸せな表情を思い返して涙をしてしまいます。
男女の友情ではない、それ以上のものでお互い想っているところがあったからこそ、エマとデクスターの23年の付き合いがあります。
だから、正直この映画で男女の友情は成立していないと思います。
きっと誰しも、人や物に関係なく忘れられない時間があり、それは時間が経っても自分の宝物であり続け、支えとなる。
思い出はどうしてもキラキラして恋しくなる時もあるけど、そんな時を思い出して「あの時もよかったな」とまた今を生きていけたらいいなと思いました。
2人がお互いを大切に思う気持ちが大きくて、こちらまで切なく悲しく思う時もありました。
デクスターはジャスミンと丘を登った後も、どうしようもなく悲しくなる時があると思います。
2人の思い出は一生無くならないものであるから、またデクスターが強く笑顔で、エマが生きているかのように生きれたらいいなと思いました。
「ちょっと時間あるから、散歩しない?」は、なんて心にくるんだと思いました、、。殺し文句ですね、、。
散歩の後デクスターの家まで走っていたのにデクスターの両親に出くわして、悲しそうなエマ。
その後デクスターが走ってエマを追いかけて、別れるまでのあの20秒ほどの時間。なんて幸せな時間なんでしょう。
エマとデクスターがそれぞれ過ごした23年の月日を見事に表したメイクや衣装をぜひ。どの時代も2人の魅力が詰まっていますが、特に笑い皺が本物みたいに年を重ねたようによく表現されているところがすごいなと思います。
大学生の時から大人になったエマの垢抜け方!
(もちろん大学生の時も素敵ですが!)
プラダを着た悪魔を思い出しました。
エンドロールの音楽も素敵でした!
また観たい!
すれ違いにもやもや
ありふれた脚本、結末ですが、、見終わった後は切なくやるせない気持ちになります。
エマとデクスターのすれ違いにもやもやしますね。
アン・ハサウェイを見るために見る映画。
何ごとも縁とタイミング
男女の友情の難しさとともに、縁とタイミングの難しさをつくづくと感じらさせられる映画。縁とタイミングさえ合えば、素直になりさえすれば、きっと初めからうまく行ったのに、と思わずにはいられなかった。
アンハサウェイ以外のキャストがパッとしないし内容もくだらないし何度...
アンハサウェイ以外のキャストがパッとしないし内容もくだらないし何度かに分けて観た。
終盤から少し観れるようになってきて更に意外な展開いれてきて最後まで観れた。
どちらかというとハッピーエンドで終わってほしかったな。
切ないラスト!号泣すること間違いなし!
大学の卒業式から、毎年7月15日を追っていく、おもしろい設定。
出会った時から惹かれ合いながらも恋人ではなく、友達の道を選ぶエマとデクスター。あー、なんて歯痒い関係なの!
しかしまぁ、デクスターは、女と酒と…なんてダメ男なんでしょう!そのダメ男っぷりにイライラしながらも、彼を見放さないエマに共感しながら、見守る私。まるで、エマの親友気分www
歳を重ねるごとに、どんどんと美しくなっていくエマ(アン・ハサウェイ)は、実物です!
ジョー・ブラックをよろしくを思い出した
2つの想定があったストーリーだった。
最初のほうで、この流れはラブコメで、主人公2人は、一旦離れてしまって別々の人生を歩んでいくが、紆余曲折ののち、結局、元の鞘に収まると言うよくあるパターンかなと思った。それでも、アン・ハサウェイの美貌とファッションを楽しむのも悪くはないと思って見ていた。
ところが後半になって、彼が別の女性と結婚してしまって、さらに、子供まで作ってしまったのには驚いた(1回目の想定外)。これまでのよくあるパターンとは違うが、でも結局は2人は一緒になるのだろうと思って見ていた。
そして、案の定、彼は離婚して彼女と一緒になった。これで一応ハッピーエンドかなと思った。
ところがまだ続いていた。冒頭と同じ、自転車に乗っているシーンになった。そして、とんでもない展開となってしまった(2回目の想定外)。ネタバレになるので詳しくは説明しないが、「一寸先は闇」とでも言いたいのか。あまりにも唐突すぎて、泣ける機会を失ってしまったほどだ。この時点で、「ジョー・ブラックをよろしく」を思い出した、あちらは冒頭のシーンが衝撃であったが。
ただ、ここから本当のエンディングまで、長さとして全体の1割にも満たないと思うが、それまでの9割以上を占めるシーンより、心に残るシーンだった。彼の父との会話、彼女の元彼との会話、彼の娘との会話等。
よくあるネタだけど、、、、
いわゆる運命の男女ネタ。
飽きてきたらアン・ハサウェイとラモーラ・ガライのおっぱいで目がさめる。
弩級の美女(アンハサ)相手に20代前半でSEXせず寄り添って寝るなんてゲイか身体的心理的EDじゃないとありえない。
「好きでもない人と暮らしてるせいで窒息しそう。」このセリフを聞くとブサイク金無しでもチャンスがあるのかと勘違いしてしまう。
なんか、ボンボンの自己中イケメンの好き放題人生にも見える。最終的に美女と暮らしてそうだし。
普通のハッピーエンドじゃない。やはり人生何が起こるかわからない。毎日を大切に、悔いなく、親孝行も忘れずに。
観終わった後にもふかーく考えさせられる名作
男と女の親友は成立するかという永遠のテーマに問題提起する物語。当事者同士はあってもそれが恋人・配偶者・子供にまで理解が及ぶのか。そこを23年かけて鑑賞者に場面場面問いかける。男にも女にも人生は山あり谷ありのバイオリズムは当然生じる。そこが重なったピンポイントが恋愛ポイントなのかそれとも互いに押し並べた平均値を理解できるのが永遠の愛なのか。早咲きの女、遅咲きの男、その逆もあるだろう。観終わった後にもふかーく考えさせられる名作
元カノ思い出しちゃう
あの日の思い出さえあれば、なんとか生きてける。
そんな一瞬がかけがえないよね。という映画だと思いました。
元カノ引きずっちゃう系男子の僕としては、思い出は救いなのか、呪いなのかと考えてしまいましたが、それを言ったら一緒に観た人に”めんどくさ。”と一言。
あぁ、元カノだったら…と、あの日の一瞬を思い出してしまいました。
どーでもいいですね。すみません。
とにかく、アンハサウェイ可愛すぎる。
街とか景色が素敵です。あの丘行ってみたいなぁ。
アンハサウェイとフランス旅行したいなぁ。と、思う人にオススメ。
二人の今日
エマとデックスってどんな関係なのだろう?親友、恋人、夫婦...しっくりくる言葉が見つかりませんが、親友という言葉が一番近い人生のパートナーだったのだと思います。
真面目で現実主義のエマと、不真面目で夢見がちなデックス。対照的な二人ですが、お互いが無くてはならない存在で、支え合い、成長し合ってきた仲。
二人の23年間の7月15日だけを切り取っているので、二人で旅行を楽しんでいる日もあれば、喧嘩別れする日もあり、互いに別々の恋人がいる日もある。だけど、どんな日であれ互いを思いやり必要としている事が伝わってきます。十数年かけてお互いの気持ちが通じ合い、抱きしめ合うパリの川沿いのシーンはとても感動的です。ショックな出来事もありますが、切なさと爽やかさを感じられるエンディングは素敵です。
1番を取りに行こうよ
なんで海外の人は軽妙洒脱でユーモアのある言葉を吐く人が美徳とされるのに、日本人が同じ事を言うと疎まれてしまうのだろうか。
思っている事を素直に伝えるって素敵じゃないか。
何でみんな情念を隠して生きるんだ。
想いを伝え続けたからこそ、エマとデクスターは最終的に結ばれたんだと思う。
でもどちらかが、伝える事をやめてしまったら。
もしかしたら、どちらも凡庸な幸せを手にできたかもしれない。
誰だってそうだ、人に順位をつける事は良くないのかもしれないけれど、2番の人より1番の人の方が良いに決まってる。
でも3番の人より2番の人の方がいいやって、自分に言い聞かせて妥協している人が自分の周りには多すぎる。
1番を掴みに行こうよ。人生は1回しかないんだから。
7月15日でなくとも
毎年の同じ日を23年積み重ねて物語を紡ぐという発想はいいと思うのだけど、年に1日しか連絡をとってないという感じでもなかったような気がする。そこの設定が活かしきれてない印象だったのがもったいない。
2人の恋物語というよりは、ある自堕落な男がボロボロになって再起して、またボロボロになって再起するという、彼の物語だった気がする。
明日より今日があればね。
今まで生きてきた今日という同じ1日は望まなくとも毎年訪れた。
そして過去の今日という日に何の思い入れもないけれど、また来年もやって来るんだろうと思う。
どんなに嫌な出来事も、もうどうにでもなれと投げた事柄も、こんなに幸せな日は2度とないと感じたことも、
私の人生の一出来事ではあるけれど、やっぱり誰かが関わって、想ってくれたから、今こうして生きていて今日を感じられているんだと思う。
意識しなかった当たり前が、気がつけば私になくてはならないものになっていた。
失わないように、唐突に失う前に貴方が大切だって、貴方が居てくれてよかったって、伝えなくちゃなあ。
今日が今日とて訪れることが、今日貴方が居てくれることが、愛おしいよ。
やられた
アン・ハサウェイがとにかく可愛い。
とても切ないラブストーリーで、鑑賞中はニヤニヤしたりヒヤヒヤしたりで、全く飽きる事がなかった。
7月15日を起点に数年に及ぶ、彼らの恋愛を見守る事になる本作。2時間って上映時間の枠の新しい使い方みたいな感じもする。
ラストシーンに彼等が過ごした1夜のその後が語られるせいもあるのだろうが、経過が色褪せる事がなかったように思う。
過ぎていく時間や、変わっていく環境、更新されていく価値観もそうだけど、大概の作品では設定のような形で終わるのが、今作はそれらが全て純然たるスパイスとして残っていく。
提示される「今」をより濃くより深く理解する為のスパイス。見事なストリーテリングだった。
もちろん、俳優陣がその数十年を違和感なく演じてくれればこそだ。
皆様、素晴らしい。しっかりと各々が経験してきた年月を背負ってくれてた。
物語の核は、とても単純なものなのだけど、このシュチュエーションはよく分かる。
通説には女性の方がドライに割り切れるなんて話も聞くのだが…この2人には当てはまらなかったのであろう。
常にそばにいてくれるあの人。
友達以上恋人未満。
腐れ縁?親友?そのどれでもない。
だけど、ずっと気持ちが離れない。
惹かれる気持ちが燻り続ける。
楽しくも辛い年月だったと思う。
その時々のアンの表情がとても心に刺さる。
何年にも及ぶ気持ちの揺れを豊かに表現してくれた。
溢れた気持ちが通じた後の彼女は歯止めが効かず1年経っても変わらない所なんかはとても興味深い。まるで恋の定期預金を解約したてのようで、金遣いならぬ恋遣いが荒かった。とても嬉しくて楽しくて、幸せだったのだろうと思う。映画は時に過剰な表現を必要とするが、あんなに開き直られるとかえって気持ちがいい。
ラストでまだ恋の入り口に差し掛かかってる彼女はとてもキュートだった。
デクスターには明らかに勿体ないと思いつつも、彼女の幸せはデクスターからしか得られないのだろうなと思う。
そんな彼女は事故で死ぬ。
まさかの展開ではあったのだが、その死がもたらす物は、思い出だった。
人は思い出と共に生きていくのだなと思う。思い出して楽しい時間がたくさん出来るように「今」を生きていけばいいのかな、と。
アン・ハサウェイは可愛かったけど、アン・ハサウェイが可愛いだけのラブストーリーではなかった。
大好きだけど!
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