劇場公開日 2012年9月8日

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夢売るふたりのレビュー・感想・評価

全106件中、81~100件目を表示

4.5高麗屋の、お譲さんは、やはり、ただ者ではありませんでした。

2012年11月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

松たか子さんと寺島しのぶさんは、どうしても比べられますが、たまたま、出演する作品が違うだけで、高麗屋さんのお譲さんとと音羽屋さんのお嬢さんとの実力の違いはないと感じました。
もう、公開して2か月くらいたっていると思いますが、有楽町の映画館は満席でした。
まず、脚本が秀逸。それこそ、冒頭の火事さえなければ、仲の良い夫婦が切り盛りして繁盛する小料理屋の話で終わるのでしょうが、極限まで追い詰めれた時には、奥さん(松たか子)=女性のほうが肝が据わるという、よく、有りがちな話ですが、それだけでは終わりません。
そこは、阿部サダヲ、松たか子の役者上手な登場人物。
一筋縄では行きません。最後まで、一気に、観ました。
「小さな幸せ」を守ることが、どれだけ、他人に迷惑を掛けて、涙を流し、血を流すかという、人間の業を見せつけられた作品でした。
高麗屋さん(松たか子)は、『告白』から、完全に、音羽屋さん(寺島しのぶ)に並んだと思います。
本作の続編は、ないでしょうが、北陸の港町で、つつましく、暮らしていく二人の将来を予想しながら、劇場を出ました。
今年の邦画の「当たり」のひとつです。

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小林壱岐守則定

4.5劇場迄行ったかいが有りました

2012年10月31日
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泣ける

笑える

知的

欠点も穴もいっぱい。でも最高級のエンターテインメントです。吉川美和監督は凄い。ちっさい可憐な女の子みたいな監督がこんな人間の本性をえぐる深い闇を表現して行きます。好きな役者さんばかり‼吉川美和監督は伊丹十三監督を彷彿させますね。ひとつだけ注文を付けます。出だしからBGMにイライラ‼趣味悪く有りません?邪魔で邪魔でーーでも監督を信じてるから次回作楽しみです。

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枝豆ポタージュ

3.0マスターベーション

2012年10月10日
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鑑賞方法:映画館

笑える

この映画を一言で言えばマスターベーションかな。独りよがりと言うこと。
西川美和さんの脚本に大きな期待を持っていました。確かに惹かれる台詞もいくつかありましたが、言葉だけが一人歩きしているような印象を受けました。松さんが劇中で一人寂しく擦っているシーンにも象徴されるように、この映画はいろんな人の自己満足の映画と言えるのではないでしょうか。

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Fin

4.5悪夢と成長。

2012年9月27日
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悲しい

怖い

興奮

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ハチコ

5.0愛おしい作品☆

2012年9月26日
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悲しい

楽しい

幸せ

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kinuken

3.5松たか子さんの目!

2012年9月22日
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泣ける

怖い

知的

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eigal

3.0固い。小説みたいな映画。

2012年9月18日
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悲しい

知的

難しい

素晴らしい雨のシーンと実景の数々、そして『ディアドクター』にも増して、演出は堂々たる感じだったけど、なんでだろう、いっこうにエンジンがかからない。かからないのは脚本なんだろうと。

前の偽医者に続いての結婚詐欺の話、よっぽど西川監督は軽犯罪に潜む人間性が好きなんだろうな。で、今回は夫婦がテーマ。最初はうまくいって、ほころびがでて追い込まれていくのはこの手のパターンだけれど、まず軽犯罪映画につきものの軽妙さがない。冒頭に夫婦が出会うであろう割りと寂しい人々が並行して描き出されるが、騙されるのがそんな寂しい人たちばかりなので生き生きしてこない。この辺は『ディアドクター』と違う。また、美しい実景に差し挟まれてどんどん重くなっていく。いっそもっと嫁さんをモンスターにしてしまえばと思わなくもないが、いかんせん松たか子、かわいい。特にMな人にはまだまだいじめとしても甘いくらいだろう。夫婦の縛って縛られての関係は宗教か魔法のようなものだけど、でもやっぱりどこか快楽のようなもので回ってなければいけないような気がするが、エモーションと快楽がない。
この素材とこのキャラクターたち、小説だと生きるのだと思うけど、映画としてはまったく生きないな、と思った。

主演ふたりはよかったが、配役が地味に豪華で、鶴瓶ほかチョコっと豪華なキャストは効果的でないように思った。別の意味で、芝居はできなくとももっとカラッとしたキャラクターがいてくれたらと思った。

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ONI

3.5ブラックな夫婦善哉

2012年9月17日
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難しい

結婚詐欺という主題の裏で人の心の微妙な移ろい、変化を描いている良作。
松たか子演じる妻里子の葛藤がよいです。

この里子は本音をうまくぶつけられない性格。
常に良妻を演じていて当たり障りなくどんな人にも感じよく接していくことができるタイプ。
対する夫の貫也は不器用だけど自分の内面をさらけ出して人とつきあうタイプ。
これって人に気に入られないことも多いけど相手の心の深いところを掴むことができるってこと。

里子がこの夫の特性を利用しようと考えたのは最初は浮気の腹いせだったかもしれないけどだんだん手管が巧妙になっていって騙すことに慣れてしまっていく。

そして貫也も様々な女性に接するうちに、自分の力に自信を持ったことと妻の冷徹な面に軽蔑の念を持つようになったことで夫婦の力関係、バランスが逆転していく。

すごいと思うのはどんなふうに二人の関係が変化しても夫婦の絆は決して切れないってところ。
里子は自分の汚い部分を貫也に見せたくないって思ってたんだろな。
自分を抑えてる里子がかっとなって本性を見せる部分、松さんの迫力がすごくよかったです。

しかし全体的に地味にまとまりすぎてるのが残念。も少し緩急つけて盛り上げてもよかった気が。
表情やしぐさで表現してるとこ多くてわかりづらいのだけど個人的にはこういう考えさせたり想像させるつくりの作品は好きです。

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チャイラテ

3.5良くも悪くも二人三脚

2012年9月17日
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泣ける

笑える

悲しい

女性監督が描く女性の怖さを、松たか子が実にうまく演じていて、男としては身のすくむ思いで観ていた。
風呂場でのシーン、あんな責めは今まで観たことないけれど、実際にあるのかもなんて気がした。あったらコワイとも…
この映画に出てくる人たちはみんな憎めない。結婚詐欺は勿論犯罪だが、夫への仕返しからどんどんエスカレートして、2人とも罪の意識が薄くなっていく中で、夫の貫也(阿部サダヲ)はふと我に返ったように良心に苛まれたりするのだが、妻の強さに負けて結婚詐欺を繰り返していく。
そしてストーリーはラストへ向かう。
因果応報か。里子(松たか子)の腕から夢が逃げて行ってしまうシーンは印象的だ。

本作の役者さんは皆ホントに上手いですね。主役の二人は勿論実力派だけど、あのウェイトリフティングの女性が実に良かった。本当の選手にしては演技が上手いなぁと思って観ていたけど、後で調べたら彼女は役者さんで、演技でウェイトリフティングの訓練をしていたら、本当に上手くなって大会で準優勝したとか。スゴイよね。

本作は女性の怖さ、強さ、愛の深さを見ることが出来ます。それに比べたら男はなんと弱く無力なのだろうか。(トホホである)
あの夫婦はその後いったいどうなったのだろうか…

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はるきた

3.0夢見たふたり

2012年9月16日
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悲しい

火事で焼き出された夫婦の顛末を語った作品。
妻の里子は現実的で、とりあえず何でもいいから食べて行こうとする。だが夫の貫也は仕事をより好みし旧友には店が失くなったことも言えず、見栄だけが先行する。

ひょんなことから夫の意外な才能を見つけた里子が貫也を煽って結婚詐欺をはたらきはじめる。
騙された女たちが料亭のカウンターに並ぶシーンがある。
皆、一様に貫也を恨んだりはしていない。むしろ“いい夢”を見させてもらったとあっけらかんとしたものだ。殺伐とした世の中、人生にはお金で買えないものがあると言わんばかりに、見ず知らずの女たちが一人の男を巡って話に花が咲く。
ただし、たった一人の女を除いては・・・だ。この女が後半の話の行方を左右する。

西川美和監督は相変わらず着眼点が面白い。いっときの伊丹十三のようだ。
ひとつひとつのシーンが、取材や資料に裏付けされたようにきっちり描き込まれる。例えば料亭の火災のシーンにしてもツッコミどころがないわけではないが、それを許さないだけの説得力をもつ。
ドラマに挿入されるさりげないカットも、日常の観察眼の鋭さを窺わせる。タイトルバックでのトレーニング中の女性の肩から汗が湯気となって立ち昇るカット。あるいは貫也がアパートの一室でボーっとしている時の廃品回収車から流れる音などだ。

だが、今作はあまりに役者を揃えすぎたせいか、話がだらだらと間延びして西川監督本来のキレのよさが影を潜めてしまった。
西川組ができるのも結構だが、観ていて何が起こるか分からないフレッシュ感は失わないでほしい。
今回は松たか子の演技に助けられた恰好だ。

店を持ちたいという夫の夢を叶えるため、資金調達のためと夫の情事に目を瞑る妻。
にも関わらず立地条件や内装に夢をつのらせエスカレートしていく夫。悶々とする想いを抱きながら、ひたすら夫の帰りを待つ妻。
さらには標的であるはずの女に情を示す夫についにキレる妻を松たか子が鋭く演じる。
ラスト、里子の哀れみと怒りがない交ぜになった目が語る。
「あんたが夢を見たから我慢してきたのに、なにやってんだか」と。
里子が見てきた夢は、夫が夢を叶えることだった。

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マスター@だんだん

3.0嫁Haaaan?

2012年9月16日
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悲しい

難しい

繁盛している小料理屋。ほぼ満席。夫婦二人できりもりしている。とても二人ではまかないきれないと思う。マスター@だんだんさんでもムリだろう。ヤキトリの火がおしながきに引火。消火しようとして油ナベをひっくり返してまさに火に油を注ぎ店は全焼。それが物語のはじまり。ふとした夫の浮気。妻は怒り心頭。でも、簡単に金が手に入ると分かり、夢や希望のない女(ひと)へ小さな夢を与えて金を頂戴する詐欺稼業へ。夫はせっせとまじめに女をだまし続けるが、徐々に疲弊する。そして、これは浮気に対する妻の腹いせと理解する。腹いせよりも復讐に近いかもしれない。妻のオナニーは?夫婦のセックスは?サギる相手に奉仕するため夫婦のは控えたのか?妻は子どもができない体なのか?夫は子どもが欲しくて子持ち女にはしったのか?夫の父親との会話はなんだったのか?分からないことが多い。観客に親切すぎるより考えさせる方がいいと思うが、今作は分からなすぎ。監督の今までの作品は分からないながらもなんとなく分かったような気にしてくれたが、今作は最後まで分からなかった。でも、監督はいまや数少ないオリジナルシナリオ作家だから、これからもオリジナルにこだわって勝負してほしい。

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ace

3.5上手くいかないね人生は

2012年9月15日
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泣ける

笑える

幸せ

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やっくん

4.0良質な小説のよう…

2012年9月14日
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笑える

悲しい

知的

色んな意味で(?!)、良質な中篇小説を読んだような印象が残った。映像よりも、心にぐさりとくる強烈な台詞が次々とでてくるし…。

もちろん、『風の中の牝鷄』のような階段落ちのシーンとか、『ヒア アフター』のマット・デイモンみたいにフォークリフトを運転する場面とか、過去の映画の記憶を思い出させてくれるところもぽつぽつあって、その時は映画らしさを感じるのだが。

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ミスター・クリーン

4.5男と女の仲は不思議

2012年9月13日
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泣ける

笑える

男と女の切ないお話。

くすっとわらえるような前半から、後半はシリアスに。

みんな滑稽な顔見せてるけど、でも誰のことも笑えない。

説明できないもやもやが残るいい映画。
音楽も良かった。

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ひめの

4.0見応えどっぷり。

2012年9月13日
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鑑賞方法:映画館

笑える

悲しい

怖い

コワくて可笑しい悲喜こもごも祭り。

孤独の切なさと、挫けないタフに溢れ、
修羅場の人生を生きて強くなる人間への応援讃歌。

奥深~いヒューマンドラマを堪能。

激しい感情をこめた内面の発露、
息を呑む松たか子の表情変化の数々がスゴい!

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AKIRA

4.0いい映画でした

2012年9月13日
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 結婚詐欺の映画なんて非常に安っぽいものになるのではないかと恐る恐る見に行ったら、とても繊細に表現された世界で人々が生きている人が描かれていた。阿部定男さんが大変な熱演だった。男女の複雑な思いが含みたっぷりに描かれていて厚みのある映画だった。

 雇われ店長とはいえ、夫婦で居酒屋を切り盛りしているならそこで頑張ればいいではないかと思わずにはいられなかった。しかし、それでは満足できない人間としての業も感じさせる映画だった。

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吉泉知彦

2.0もっと落とし所が無かったのか?

2012年9月11日
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単純

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2012comcom

2.5プラスな気持ちにはならない。

2012年9月11日
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悲しい

怖い

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Helguera

5.0予想外に良かった

2012年9月9日
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悲しい

怖い

 結婚詐欺の映画なんてなんか湿っぽくてどうかなぁ…と思いながらも西川美和さんと阿部サダヲさんに魅かれて観に行きました。

 前半、結構笑えます。
 阿部サダヲが電話で女の人に別れ話を告げる横で松たか子がせっせとセリフを書いて渡しているシーンがあったり、お金も後々返すつもりでいる二人には罪の意識がないまま犯罪が繰り返されます。

 しかし、中盤から後半は、だます女の人の層も変わり、一気にシリアスな展開に変わっていきます。かかあ天下だった松たか子と阿部サダヲの関係にも大きな変化が生じます。

 また、後半の展開から、あぁきっとこの夫婦は本当は子供も欲しかったんじゃないのかな…とか思わされます。でも、もう戻れない。取り返しがつかないところまできてしまっている。
 欲を言えば、結婚詐欺をする前の夫婦生活を1カット描いてほしかった。たとえば、「子供がほしい」と甘える阿部サダヲに「今はまだ人を雇う余裕はなかと。あと1年はこのままでいこ」と避妊具を見せて諭す松たか子。
 夢みがちな男に現実的な女。

 私の好きなシーンは新しい店の設計図を胸に抱えて全速力で走る松たか子の腕からバラバラと設計図がこぼれおちてゆき、最後には1枚も残らないシーン。とてもせつないです。

 松たか子さんは、大女優さんでありながら本当にすごい、こんなシーンも必要ならやってのけるんだ、と驚かされるシーンもいくつかあります。
 阿部サダヲさんも結婚詐欺師でありながら、女の人と関わっていく中で交わす言葉に嘘が感じられない。さながら光源氏。
 何より、主演が松たか子さんと阿部サダヲさんだから、こんなエグイことをテーマにしていても、後味が悪くないんだろうなと思いました。

 監督も脚本も俳優陣も本当にすごい映画です。だまされたと思って観て下さい!

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WILL

5.0夢を売り、金を取り、愛を失う

2012年9月9日
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悲しい

知的

慎ましく小料理屋を営む夫婦が居た。
突然、不注意から店が火事になり、全てを失う。
再建の為、妻は働くが、職に就けない夫は重荷に感じる。
偶然知り合いの女性と会い、抱く。その女から大金を貰う。
その事を知った妻は夫に詰め寄るが、ある考えが浮かぶ。
妻がターゲットを選び、夫が口説く。
ターゲットは輝きを失った女たち。結婚という夢を売る。
女たちは次々と落ち、懐に大金が転がり込む。
再建の為、夫は抱き、妻は苦悶する。
再建のメドが立ち始めた夢間近、二人の間は軋み始める…。

冒頭の二人には夢も愛もあった。
が、結婚という夢を売り始めてから、愛は何処に?
結婚を売る夢は妻の腹いせでしかなく、夫は罪悪感を感じ安らぎを求めるようになる。

擦れ違うモヤモヤとした心と心。
道を踏み違え、ズルズルと続く悪循環。
人生の危うさと繊細さを見事にすくい上げる西川美和監督の手腕は、現代屈指。
それを完璧に体現した松たか子と阿部サダヲも賞賛モノ。

騙される女たちも十人十色。それぞれの背景とドラマがある。
中でも江原由夏演じるウェイトリフティング選手と安藤玉恵演じる風俗嬢が出色。

夢を売り、金を取り、愛を失う。
それでもラストシーンには愛が失われていない事を信じ、希望を感じた。

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近大
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