恋と愛の測り方のレビュー・感想・評価
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恋と愛のあれこれを、潔く一夜・92分で。
朝に向かう一夜の物語、そして2時間未満。好きな映画の二大条件が揃った作品でした。華やかながら倦怠感が漂う若い夫婦に忍び寄る、心変わりへの疑いと誘い…。連ドラならワンクール十分に引っ張れそうな恋愛模様を、スパッと一夜92分で描く潔さ。映画ならではの味わいだと思います。
とはいえ、深読みし始めるとなかなかキリがなく、ずぶずぶとはまる楽しみも。神(または、観客=物語の受け手)の目線で捉えた、別々の場所で夜を過ごすことになった男女の同時進行する物語…と一見取れますが、カメラの目線が誰のものなのか、時系列通りの物語なのか、は説明されていません。もしかすると、二つの物語のどちらか(又は、どちらも)が互いのパートナーの想像・妄想かもしれない。もしくは、過去の相手にまつわる出来事を回想しながら、今現在の自分の揺らぎに向き合っているのだとしたら…等々。観る側の妄想も、際限なくふくらむというものです。
キャスティングもいいです。物憂げなキーラ・ナイトレイ、つくづくスーツが似合わない!体育会系サム・ワーシントン、甘く危険な香り漂うフランス男ギョーム・カネ…まではイメージどおりでニヤリ。出色はエヴァ・メンデス。大胆さと分別を併せ持ち、抑えた情熱が見え隠れするキャラクターでした。彼女はじわじわと役の幅を広げている気がします。今後も楽しみです。それから、「永遠の僕たち」に続き、アン・ロスの衣装を堪能できるのも、女子には楽しみのひとつかと。ツボを心得た音楽も心地よく、よかったです。
同行者は「はた迷惑な夫婦のはなし」と一刀両断していましたが、観終わった後の会話はしばし盛り上がりました。物語や登場人物に対する受け止めや捉え方の違いを誰かと語り合うと、更に楽しめる作品だと思います。
蛇足ですが、個人的には邦題はひねりすぎという気がしました。さっぱりとした原題「Last Night」の片鱗もありません…。せめて、劇場窓口で一息に言えるぐらいの短めタイトルをお願いしたいです。
Love story
既婚者に言い寄る女も許せないし、
やってから後悔する男も許せない…。
それでも旦那は妻を愛してるから、妻の元へ。
逆に妻は一体何を考えてたのか気になる終わり方だった。
邦題酷い
邦題からはお洒落なラブコメをイメージするが、シビアな恋愛ドラマ。
一見幸せそうな夫婦が居た。ある日夫は出張先で同僚女性に誘惑され、妻は元恋人と再会する…。
下世話な内容にならない点は好感。
しかし、キーラ・ナイトレイ、サム・ワーシントン、エヴァ・メンデス、ギョーム・カネという魅力的な面々を揃えておきながら、話は盛り上がりに欠け、退屈。
愛し合いながらも、お互い別異性に惹かれてしまう夫婦の揺れ動く一夜を描いた、“愛”と“恋”についての物語なのだろうが、決定的なまでに邦題が酷い。
その後の関係が気になる!
深夜に一人で見るといろんな考えが浮かんできそうな、余韻に浸れる作品でした。結局浮気しちゃったんだけど、その後の流れは描かれず、かなり気になるラストでした。
男と女の恋愛というか感情がうまく描かれていて、とても共感してしまう。
旦那様に美人な同僚はいませんか?・∀・
迷わせるくらいなら会わなきゃよかったわね…って台詞が出てくるんですが…まさにその通〜り!
で、この映画何がいいたいんですか?
この映画のキャッチフレーズだろう「恋愛に悩んだ時あなたならどうする?」じゃなく「不倫するかしないかの葛藤をタラタ〜ラとみせつけるよ!」って感じだった。
結局夫婦は隠し事をしながら、後ろめたいことがありながら、末永く幸せに暮らしましたとさ。ですか?
良さがよくわからなかった。その後を考えると吐き気すら覚える・∀・
間違っても、こういう映画を恋人と見たくないものですねぇ…。
相談が有るの?とカノに言われたから、解決策答えてやったら・・
そう。
答えてやったなら!/←て日本語が正しいだろう(つД`)ノ
・・たら・・
「話聞いてくれるだけでよかったのに!」と、どこの国の言葉か分からない事を宣う。*もしくは精神が欠落してるか?破綻してるか?
女性が「別に怒ってないよ!」と言いながら、実はヤッパリ怒ってる。と言う、全ての男性が悩まされる例のテロリズムから、映画は始まる。
☆評価は・・
劇場公開1200円基準で(*^^)v
DVD買う度 ◎◎◎
モ1回見たい度 ◆◆◆◆◆
おすすめ度 *****
デートで見る度 ◇◇◇◇◇
観た後の行きたいお店】
おっされ〜♪なダイニング!
観た後の飲みたいお酒】
マティーニとカリフォルニアワイン。
観た後の食べたい一品】
パテやテリーヌ食べたい!
年を経ても、キーラナイトレイはかわいい(´・Д・)」
サムワーシントンて、女子から見たらカッコいいのか?悪いのか?
が、イマイチワカンナイけど・・
けど!男女四人の一晩の会話劇。
これはオモロイよ♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
脚本や題材や設定、編集が上手だ( ^ω^ )♪
●クローザーだっけ?●ホリデイも、かな?
同じくの主要人物男女四人の映画/俺好きですヾ(@⌒ー⌒@)ノ
2010年の映画なのね?
三年遅れて見たよ〜!
あ、言い忘れた。・・エバメンデスさいこ〜♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪
測る前に髪を切れ。
髪の毛が伸びたワーシントンも異様なんだけど(失礼)、
ラブロマンスを演じさせるなんて更に間違ってないか?と
いう、下らない疑問が確実に確信へと発展する作品^^;
いや~違うわ、似合ってないうえに煮え切らないオトコ。
観ていてイライラするのは、こういうタイプかもしれない。
一口に「真面目」「誠実」なタイプほど、
浮気ができない分、本気に為り易いとはこういうことね。
結婚3年目の夫婦。マイケルとジョアンナ。
お互い相手を疑いたくはないけれど、どうも疑心暗鬼で
落ち着かない夫婦。やたら愛している?、私達は大丈夫ね?
なんて確認し合うのは、相手を信頼できてない証拠なのだ。
子供もいないうえ、生活にも困っていない様子なので、
こうなると考えるのはそっち方面(爆)になっちゃうのよね。
どこの夫婦も陥るマンネリ、というか節目、みたいな…
会社の同僚に惹かれている(浮気実行はまだ)マイケルと、
元カレへの想いが(双方に)残っているジョアンナ。
偶然にも同日同夜にお互いの目的?とする相手と二人になり、
さぁ~どうする?どうすんのよ、今夜?ということになる。
この二人が最終的にとった行動は、まったくもって予想通りで、
オトコならそうだろうし(爆)、オンナならそうよね(爆)という
何の面白味も説得力もない展開で、イジイジしているんなら、
腹をくくったらどうなんだ?と叱咤の感想が飛び交うのも当然。
所詮夫婦のことは、夫婦にしか分からない。
勝手に崩壊し、勝手に修復すればいい話なのだが、
これがもしも、自分の人生に降りかかってきた時が怖いのだ。
いしだあゆみじゃないけど(古^^;)
「アナタな~ら、どうするぅ~?アナタな~ら、どうするぅ~?」
ってそんな感じになる。
結局こういう実体のない感情の選択には、自分の本能や欲求が
大いに関係してくるので、これが正しい。こっちは間違ってる。
と一概には言えない。そういう戸惑いはこの先もあるのだろうし、
それを律するために(?)、結婚。という誓約制度があるのだから。
今作を見る限り、この夫婦がこの先どうなるのかは分からない。
愛する相手を疑いたくないものだが、その疑心は自分が相手を
信頼できていないジレンマと、失ったらどうしようという不安と、
そうなってはいけないというプライドなど、多くの理由があって、
例えば相手の最もイヤな一面を受容れる愛情が自分の中にあるか、
また相手にもそれがあるか、を見極めるテストにはなり得るのだ。
絶対に許せない(はずの)一面は、誰の中にも存在する。by塩谷瞬
完全無欠の人間に魅力がないのは、補う一面が何もないからだ。
「こんなどうしようもないオトコだけど、大好きなのよねワタシ」
「こんな我儘な自己中オンナだけど、好きでたまんないのよオレ」
なにが大切でなにが不要な感情なのか。
一緒にいて、最も楽しく、最も好める相手と苦労できるのが結婚。
それにしてもワーシントン、恋愛モノは…もう御法度か?
ひきかえG・カネ、いいヤツすぎ^^; 添い寝かよ(可哀想に)
(勝手にやってくださいとは、こういうことよね。犬も迷惑してるぞ)
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