ゴーゴー仮面ライダーのレビュー・感想・評価
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オックン「バーリア」
1971年夏の東映まんがまつり4本のうちの1本
同時上映『アリババと40匹の盗賊』『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』『アンデルセン物語 おやゆび姫』
監督は『飛び出す人造人間 キカイダー』の北村秀敏
脚本は『大忍術映画ワタリ』『仮面ライダー対ショッカー』『仮面ライダー対じごく大使』の伊上勝
東洋原子力研究所破壊を狙うショッカー
しかし研究所の防衛システムで強力な電磁波バーリアになす術なし
バリアを解除するためにプロサッカー選手をスカウトしトカゲ怪人トカゲロン完成
トカゲロンが岩をサッカーボールの代わりに蹴りつける攻撃に敗北するライダー
特訓をするライダーだがキック力を2倍にすれば勝てるという考え
実際今度はあっさり勝ってしまうけど
再生怪人
サラセニアン
蠍男
蝙蝠男
蜂女
蜘蛛男
ヤモゲラス
死神カメレオン
蟷螂男
ゲバコンドル
コブラ男
配役
仮面ライダーに変身する改造人間の本郷猛に藤岡弘
ショッカーを追ってきたFBIの捜査官の滝和也に千葉治郎
本郷のオートレースの師匠でスナック「アミーゴ」の経営者の立花藤兵衛に小林昭二
アミーゴでアルバイトしている城北大学文学部に通う大学生で本郷の協力者の緑川ルリ子に真樹千恵子
ルリ子と同じ城北大学文学部に通う級友で同じくアミーゴでバイトしている野口ひろみに島田陽子
アミーゴのバーテンの史郎に本田じょう
ショッカー首領の声に納谷悟朗
初期話の総集編的なやつ。
前提として
・「仮面ライダー」本編は未視聴
・「仮面ライダー The First」は視聴済
あくまで13話の再編集版。
本郷猛の素顔が全然出てこないので、藤岡弘、がケガで出られなかった時期だと思われる。
再編集だけあって画面サイズが悪い。見たいところが見れない。
カメラワークや映像表現のお陰で、恐怖演出云々の面が非常に良かった。怪奇物としての主張が強かった頃だろうけど、これがまた良い。
でもトカゲロンの着ぐるみがなんかなぁ……他の怪人とかはやっぱり怖さを内包していると思う。多分、人の部分がどれだけ残っているか、が怖さを左右している。
平成ライダー慣れしてる影響もあるのかもしれない。
シナリオも悪くはないと思うけど(『仮面ライダー』本篇の導入としても)、全体的に盛り上がりとか気にせず流れで進んでる雰囲気はある。
なんか勿体無さを感じてしまうのも、平成ライダー慣れしてるからなのだろうか……?
ショッカーが、なんだか緩かったりするのはご愛嬌。
仮面から目が見えたり、当時の時代背景が分かったりする貴重な作品。
喰らえ!電光ライダーキィィック!
"仮面ライダー(映画)" シリーズ第1作。
YouTube Premium(東映特撮YouTube Official)で鑑賞。
テレビ版は未見です。
第13話のブローアップ版ですが、この回は藤岡弘が撮影中の事故で長期離脱し、本郷猛がずっと仮面ライダーに変身しっぱなし且つ声も吹き替え(納谷悟朗?)になっているにも関わらず、何故に劇場版に選ばれたのか、疑問でした(笑)。
スタンダード画面をシネマスコープ・サイズにトリミングしているため、不自然に顔が切れていたりして見辛い個所はありましたが、特訓シーンや強敵を下した電光ライダーキックは後に「技の1号」を彷彿とさせ、ラストにバイクで走り去る本郷猛の流用映像は2号編への橋渡しとして印象的でした。
そうか、これが劇場上映に選ばれた所以なのか…
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