「ぶっ飛んだギャグ映画」ワールド・ウォー Z no_nameさんの映画レビュー(感想・評価)
ぶっ飛んだギャグ映画
物語を大まかにいうと
「国連の凄腕(笑)エージェントのジェリーが
いろんな人をガンガン巻き込みながら
ゾンビウィルスへの対処法を探す」
みたいなお話。
公開前にブラピが家族愛がテーマと言ってて
気になって見に行ったらとんでもないギャグ映画だった。
以下笑えたとこ
・教授(ゾンビ化究明のキーマン、調査に同行)
ジェリー「突き止められるのか?」
教授「任せろ(どや)」
↓
この数分後、滑って転んで持ってた銃が暴発して死亡。(まだ冒頭)
・ジェリー
「やつら、音に反応するのか」
↓
この直後、妻に電話するも圏外に。妻、発信中のままケータイ放置。ジェリー電源切らず。結果ゾンビのいるとこでジェリーのケータイ鳴り、多くの無駄な犠牲者が出る。
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ジェリー「(妻に対し)大丈夫、順調だ」
・エルサレムの人達(避難してきた人)
大きな壁で覆われたセーフエリアに到着しなぜか歌いだす。
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その音に反応しゾンビ来襲。めっちゃ死ぬ。
・WHO研究所 所長
ゾンビへのの対抗策がゾンビのうじゃうじゃいる研究棟に
↓
「彼らだけじゃ迷うだろ?私が行く」
↓
さんざん音を鳴らし皆を危険に晒した挙句、ジェリーを置いて逃げ帰る。
といろいろあってめっちゃ笑えた。
でもどんな人間だって絶対迷惑掛けてる。皆かけてる。
俺だってそう。大事なのはそこでお互いに許し、助け合えるかどうかじゃないか?
思えばこの映画。ジェリーに巻き込まれ死んだいった人達がたくさんいた。
でも巻き込まれたことに不平不満を言う人なんていなかった。
逆にジェリーを助け、運命に真っ向から向き合い死んでいった人が多くいた。
ジェリーも仲間のせいで危機に陥っても愚痴ひとつ言わず行動し続けた。
これは家族愛というより、助け合いの映画じゃないか?