「怒涛の映画」アンダーグラウンド(1995) チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)
怒涛の映画
す、すごかった、この映画・・・
のっけから、ものすごい勢いで畳み掛けてくるこのパワーはなんだろう。旧ユーゴの怒涛をそのままに体現しているかのような映画でした。
マルコとクロとエミリアの禍々しさと愛嬌と豪胆さが、混ぜこぜで降りかかってくるような感じで、異様なまでに彼らに惹きこまれます。
そしてこの音楽。どうしようもなく突き動かされ、踊り続けなくてはいけなかった彼らの躍動と悲哀が表現されているように感じました。
はちゃめちゃなんですけど、それがそのまま説得力を持っているような映画でした。
クストリッツァ監督、うなりましたです。
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