「寺山修司」アンダーグラウンド(1995) ほとはらさんの映画レビュー(感想・評価)
寺山修司
地下に潜伏してドイツ軍への抵抗をずうーーっと続ける話。
ユーゴスラビアの英雄チトーは、第二次世界大戦後のユーゴスラビアを鎖国状態に置く事により国民は曲がりなりにも平和に暮らすのだが、チトー亡き後、祖国はちりじりバラバラにいがみ合う。
それと連動するように地下の抵抗チームにも変化が訪れる。
国の運命の話のようでもあり、寺山修司の田園に死すのような幻想的な話でもあり。
歴史の当事者にとっては胸を打つ話かもしれないが、映画として鑑賞した場合、面白いかどうかは疑問である。
ブラスバンドがけたたましい。不快。
今週の気付いた事:さすがに長い
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