「明るさの裏にある凄惨な歴史」アンダーグラウンド(1995) tricoさんの映画レビュー(感想・評価)
明るさの裏にある凄惨な歴史
映画『アンダーグラウンド』の感想です。
ブログではネタバレありで書いています。
『巨匠を観る』企画、13作目(全27作)の映画です。
監督:エミール・クストリッツァ
制作年:1995年
制作国:フランス、ユーゴスラビア
カンヌ国際映画祭 パルム・ドール(最高賞)
【あらすじ】
旧ユーゴスラビアを舞台に、ナチスに占領された大戦中から、内戦で分裂する90年代中盤までを描く。
パルチザンとしてナチスと闘った二人の男と彼らが愛した女の物語。
新国家で出世する男とその妻になる女。
そして戦争が終わっていないと騙され20年間地下室に幽閉される男。
【感想】
旧ユーゴ出身の監督が描く、ジプシーミュージックと笑いで騒がしく進む3時間です。
その明るさの裏にある凄惨な歴史を感じながら、彼らが破滅へと向かう姿が熱量たっぷりに描かれています。
必死で国を思い戦ってきた彼らが行き着く最終章は否応なしに泣けます。
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