劇場公開日 2011年9月3日

あいつの声のレビュー・感想・評価

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3.0【”慚愧”誘拐犯に翻弄され、徐々に心理的に追い詰められて行く夫婦の姿と、敢えて警察の姿を愚かしく描いた作品。再後半のソル・ギョングの演技は物凄き作品。】

2025年6月1日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

難しい

ー ハッキリ言って、不快な作品である。作品の作りに対してではない。
  それは、この映画の元になった児童誘拐事件の陰惨さと、犯人にマンマとしてヤラレタ、警察の特に前半の雑な捜査方法や、児童の父が、当初は自身の人気キャスターに居るという想いから、何とかなると思い込んで行く姿と、妻が追い詰められて、勝手に警察に通報した結果が、最悪のモノになったという点である。

  犯人役は、ハッキリとは描かれないが、韓国映画を観慣れた人であれば、ワンシーンだけ撮られた、身代金を奪った時の帽子を被った後ろ姿と、声で分かるであろう。

  再後半、慚愧の念に駆り立てられ、敢えてニュースにキャスターとして出て、犯人に対し、強い怒りを滂沱の涙と共に告げるキャスターを演じたソル・ギョングは、矢張り凄い役者である。

  だが、この映画で描かれる内容はそれ以上に重いのである。ー

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NOBU

3.0悪くないという感じ

2025年5月25日
iPhoneアプリから投稿

実在の誘拐事件をもとに作られた作品。
犯人と父親のやりとりや母親の追い詰められていく様子など,かなりリアルだった。
犯人の声を使って最後に訴える様子は鬼気迫る演技だった。

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ニョロ

3.0悲痛

2016年10月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

韓国で実際あった誘拐事件。

事件の再現ドラマのよう…
子供を誘拐され少しずつ精神的に心が壊れていく夫婦。観ていてツラい。親にとって子供がどれ程の宝なのか…
それに反するかのように、またも無能な警察。韓国映画に出てくる警察っていつも無能ってイメージがある。中でもこの作品の警察は無能さピカイチ。本当に腹が立つ。「自分の子供が誘拐されても、そんな感じなのか!」と叫びたくなるくらい。

悲痛です。

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豆

1.0誘拐

2015年12月17日
iPhoneアプリから投稿

アンカーマンの息子が誘拐された事件を基にした実話もの。太った息子がふてぶてしくて、いまひとつかわいそうになれず。ハンガンの公園で発見されるふてぶてしい息子のボディがなかなか生々しくて良い。トランクに潜り込むぼんちおさむみたいな汗臭い刑事が良い感じ。あと吠える犬はかまないの太った女が、刑事役で出演。余韻がない。

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ssspkk
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