「微妙…」ホビット 竜に奪われた王国 しまうまさんの映画レビュー(感想・評価)
微妙…
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原作を読んだ者からすると、長すぎると感じてしまいました。
「指輪物語」は文庫本で読むと
「旅の仲間」、「二つの塔」、「最後の戦い?(記憶が曖昧)」がそれぞれ上下巻あり
全部で6冊。
映画にして3部作。
こちらは話の流れや、ボリュームがちょうどよく、区切りも原作にそっているので自然で…よかったと思います。
ホビットの冒険は
文庫本で上下巻の2冊。
映画にしたら、1本でもいいぐらいのもの。
そこを3部作にしてしまった為、
無駄にアレンジされてしまっていて
長く感じ、眠気が…。
そこ詰め込んじゃう?とか、そこダラダラ引き伸ばす?などもあり…
テンポが悪い。
原作を読んだからこそ、余計に映画のテンポに違和感を感じてしまったのかもしれません。
「ホビットの冒険」は序章的なもんなんで…
原作は割りとライトな感じでサクサク話が進むんですよね。怖い場面でも「わーい逃げろー」みたいに軽い感じで、深刻になりすぎない…というか。
映画では
"壮大さ"に拘り過ぎたのか
暗い影がつきまとうような…おどろおどろしい雰囲気。
指輪物語は
それでよかったと思いますが、ホビットではな…と。
原作と切り離して観れば面白いのかもしれませんが
本筋は同じなので上手く切り離すことができませんでした。
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