劇場公開日 2012年2月25日

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「バランスわるい」トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 1 Blueさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5バランスわるい

2011年11月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

プレビューにもあるように エドワードとベラの結婚から始まる本作品。 前半に これでもかと見せつけるラブラブのシーン。 後半は べラの身に降りかかる出来事を中心に“いつもの”ヴァンパイア一族と 狼一族の確執・対立を映し出す。 ほとんどストーリーが読めてしまって 驚きや興奮がなく、全体的にバランスがわるいと感じました。

ベラ役の クリステン・スチュワートとエドワード役の ロバート・パティンソン。 周りのサポートがない(助演がいない)と、演技力不足が目につきます。 特に ラブシーンが多い部分は「家 帰ってやってくれよ…」とシラける。。 逆に ジェイコブ役のテイラー・ロートナーの感情こもった演技が 良いアクセントとなってストーリーを立て直していた感じです。

前作品(『エクリプス』)では、“ときどき セリフで笑わせる”という粋な演出だったのに対して 本作品では“このシーンで笑ってください”と言われているような 進行内容が仕切られていて残念な気持ちになりました。 ある意味 起承転結を外してくれたなら、『ブレイキング・ドーンPart2』へもスムーズに入れる気がしましたが こんなに型どおりだと 次回作への期待も薄れます。

エドワードVSジェイコブの対決に 一応の決着はついたような感じですが、せっかくチームで分かれたファンがかわいそうなので まだまだジェイコブの活躍の場があるとだけ言っておきましょう。 「起こりうる未来は 容易に想像できたはずなのに、なぜ皆さん 今さら騒ぐの?」と冷静に鑑賞。 シリーズ物なので、どうしても観とかないといけないという理由で 3.5評価。 ウェディングシーン&ドレスは なかなか素敵でした。 それから、エンドロール後に おまけ映像がありますので。

Blue