「鋭利な傑作」モンスターズ・ユニバーシティ Alejandro Gillickさんの映画レビュー(感想・評価)
鋭利な傑作
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のちに怖がらせ屋の頂点に君臨する2人の落ちこぼれモンスターの超傑作前日譚。
いくら自分が心から憧れる夢に向かって努力しようと、才能のない者にはそれを叶えることはできないというあまりにも残酷な現実を突きつける。
とてもピクサー作品とは思えない鋭利なメッセージを含んだ作品。
加えて、才能のない人だけじゃなく、才能を持って生まれた人の苦悩も同時に描くのが凄すぎる。
そしてラストでは、たとえ夢が叶わなくとも努力が報われることもあるということを教えてくれる。
心を抉られる大好きな作品。
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