「努力だけではどうにもならないディズニー映画があるとは」モンスターズ・ユニバーシティ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
努力だけではどうにもならないディズニー映画があるとは
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総合:70点 ( ストーリー:75点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
前作のことはどんな内容だったかほぼほぼ忘れて鑑賞。
前回は子供を驚かす話だったと思うが、今回は時間を巻き戻して学生時代のこと。寮生活の描写があったり学生会があったり大学がいかにも本当のアメリカの大学生活という感じで面白かった。そして学長の一存で不当な扱いを受けて、それをはねのけるために正攻法の努力だけでは駄目なことに気が付き競技会で頑張りながら成長していく姿は、いかにもこの手の作品にありきたりだけどやはり悪くない。
だがこの作品はそれだけではなかった。めでたしめでたしで終わったかと思いきや、その後の意外な展開には驚いたと同時に気に入った。人生って目標に向かって一生懸命努力するだけではどうにもならないことってあるよなと、ほろ苦さの中でもくじけず生きるマイクの姿が印象に残った。それでも最低線から再出発する二人は、会社でもやっぱり持ち前の性格で努力し続けたんだろうと応援したくなる。
だがこの作品、学長の存在が気に入らない。そしてその学長の扱いが結末で中途半端なままになっているのも気に入らない。そこで少し減点。
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