「最後まで展開が読めるのでちょっとつまらない」幸せの教室 Oliverさんの映画レビュー(感想・評価)
最後まで展開が読めるのでちょっとつまらない
結論から言うとあまりにも普通すぎてよくこんな平凡なものを作ったなぁという印象。
こんな簡単に恋愛に発展できたらいいよな。
とにかくジュリアロバーツの序盤の気だるい感じの演技が上手い。
夫を相手にする時のだるい感じとかさすが女優です。
生活に不満があってストレスを抱えてる様子が表情でよく分かる。
そしてメンタルが良くなる終盤では表情に光が入る。これがプロか。
唯一面白かったのがろくでなし夫。
日本語だと露骨なので英語で書きますが、
"What is really pissing you off is that I like big knockers and you don't have any!"
と夫から言われた後のジュリアロバーツの表情には誰もが笑えるでしょう(笑)
映画館で見てたらおそらくみんな笑うシーンですね(笑)
タリアとかいうお節介あざとい系の女子は見ててなんか癇に障ります。あぁいうどの男にも目つけて距離感近いのは女性が絶対友達にしたくないタイプですね(誰も聞いてないが)。
「誰もが惚れる」と彼氏役が言っていたが、あぁいうのに簡単にひっかかるから男はバカだと言われるんです。
彼氏がいるのに他の男にお節介やいて抱きついてI love youとほっぺにキスするやつなんて付き合う価値もないのでは?(すいません恨みは全くありませんが言い過ぎました)
こんなことを言っては元も子もないが、
ジュリアロバーツとトムハンクスだとちょっと恋愛に発展するのにビジュアルが合わないような気がしました。
まるでトムが親戚のおじさんのような。
そもそもなんか彼はラブシーンとか似合わないのでやめてほしいですね。
最後らへんのスピーチでトムにA +つけたのは絶対個人的な贔屓もあるだろう。
今までそこまでジュリアロバーツの映画を観てきた訳ではないが、なんかこういう大したきっかけでもないのにやたら簡単に恋してハッピーエンドに終わる系が多い気がする。
現実はこんな映画のように甘くはないから夢物語を見せられてる感覚である。
最悪の状況から新たな始まりになる。希望がもてるストーリーはまぁまぁではあったが。