「西城秀樹さんに合掌」愛と誠 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
西城秀樹さんに合掌
「狼少年ケン」を歌う座生権太(伊原剛志)で大爆笑。西城秀樹から始まる歌謡曲ミュージカルの様相を示していたが、突如のケンで・・・
青葉台学園のエピソードはさっと流す程度にして花園学園に転入させたのはさすが三池監督の暴力をモチーフにした作品を思うと納得。高原由紀(大野いと)のキャスティングとキャラ作りがいまいち。由紀自身の悲壮感も笑いにしてしまったおかげで重みが全くない。全体のストーリーとしてははコミック全16巻をうまく2時間強の中に収めたと感心するが、太賀誠の母親役である余貴美子の演技によってうまくまとめただけなのかもしれない。原作を知る者にとっては、ただ笑うだけのシーンが多かった・・・
見終わったら、当時の西城秀樹版の「愛と誠」を見たくなる。冒頭の西城秀樹の歌はかなりのオマージュ!
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