「爆破でもCGでもない速さというアクション」るろうに剣心 千尋さんの映画レビュー(感想・評価)
爆破でもCGでもない速さというアクション
爆破やCGなどを駆使して
完全に異次元にぶっ飛んでしまったアクション映画が多い中、
地に足がついていながらも
「速さ」を駆使して迫力をだしたアクションが素晴らしかった。
画面にひきつけられるとはこのこと。
かっこいいと素直に思うことができました。
また、役者陣も素晴らしかった。
ルックスでの起用とばかり思っていた佐藤健も
普段のおっとりしたキャラクターと
戦闘モードの迫力あるキャラクターを
メリハリよく演じ切っていました。
ぶっ飛んだ技とキャラをもつ主人公を
見る側がドン引くことなく魅せた彼に拍手です。
また、蒼井優もポスターや予告を見る限り、
あまり妖艶さがなく、正直どうなの・・と思っていたのですが
そこはさすが女優。静止画ではいただけなかったのに
映画の中で動き出したとたんに妖艶な女狐な役をこなしていてすごかったです。
香川さんも賛否両論あるみたいですが
360度余ることなくキモさ全開でよかったと思います。
本当に気持ち悪かった(笑)
コスプレ&アイドル映画ではなく
泥臭い画面にしあげていた映像も好印象。
音楽も迫力満点で素晴らしかった。
エンディング曲を含めて、映画館で聞くべき音楽でした。
原作は未読でしたが話自体は難しくなく、
すんなり物語の世界観に入り込むことができました。
見終わった後、一人で劇場に行ったことを後悔しました。
一人で見るのではなく
終わった後に
かっこよかったねーとか
続きやりそうじゃない??とかわいわい言いあいたい映画でした。
お友達をさそって劇場でみることをおすめします。
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