人生はビギナーズのレビュー・感想・評価
全46件中、21~40件目を表示
雰囲気さいこう
20センチュリーウーマン観ようか悩んでて、それを決めるために観ました!
めちゃめちゃ雰囲気よくて、どのシーンにも価値があって、この監督たぶん合うと思った。
ただ、まあリアルではない。こんな人いるのか。オリバーもアナもいい人すぎない?優しいし暖かい気持ちを持ってる。だから観てて気持ちいいんだけど、人生ってそれだけじゃない。
その象徴として父のカミングアウトや、母の哀しみも描かれてそれにオリバーの人生が左右されてく様はすごく綺麗としか言いようがない筋書きで、人間の闇は薄かった。悪いことではないけど。
メアニーロラン。ハマるわ〜。グランドイリュージョン、イングロリアルバスターズで知ってはいたけど、本当に美しい。だけじゃなく、凛として男らしさもある。2人の出会いのシーンとかもう最高すぎた。なんだあれ。男の人にあれが描けるって凄い。差別ではないです。
初心者なんだ
少しじれったかったけど、雰囲気には好きな映画でした
いい映画だったなとは思いつつも、主人公のじれったさに終始もどかしさを感じた作品でもありました。
メラニー・ロランと言う極上の美女を前にしながら、一体何してんだか・・・(苦笑)
でもまあ彼の幼少期から過ごしてきた過程を丁寧に見せられると、そうなるのも妙に納得ではあったのですが。
ただ丁寧なんだけど、その世界観に入り込んだらまた違う時系列へな展開が繰り返されたこともあって、もう一歩感情移入できずなところは多分にありましたかね。
雰囲気的には好きな映画だったんですけどね、見せ方に関しては若干微妙だなと思ってしまった作品でした。
しかし劇中のように父にゲイだとカミングアウトされたら、どう言う心境に陥るのでしょうかねぇ・・・。
私は別にゲイに対してそれほど偏見はないと思っていましたが、自分にこの映画のシチュエーションを当てはめて考えたら、ショックどころではないかもしれません。
カミングアウトした方はスッキリ人生を謳歌できそうですが、された方は主人公のようにじれったい男になってしまうのも無理はないのかも。
しかも母が死んでからそう言われたら、両親は愛し合っていなかったのか、そしてその子供の自分って・・・と落ち込むこと間違いなしでしょうしね。
ただ本来ならゲイの父の姿はあまり見たくないものですが、あのクリストファー・プラマーの満面の笑顔を見せられたら、嬉しいと言うか羨ましいとさえ思えそうで、モヤモヤした感情はある程度吹き飛びそう!
クリストファー・プラマーはアカデミー賞も納得の演技でした。
一度しかない人生ですもんね、やっぱり人生は謳歌しないと損だなと教えられた作品でした、でもなかなか出来ないのもまた人生なんですけど・・・。
しかし主人公を演じたユアン・マクレガーは、じれったいけど母性本能をくすぐるような役が本当によく似合いますね。
相手役のメラニー・ロランも、不思議ちゃん的極上の美人役が物凄く嵌っていたと思いました。
ただメラニーが演じたアナのバックボーンがあまり語られていなかった分、感情移入度は薄めでしたけど。
それと犬のアーサーもナイス助演、犬と人間のそれぞれ一方通行な会話の見せ方が何とも絶妙でしたね。
人生はいくつになっても始められる、やり直せる、時系列の見せ方に問題はありましたが、基本的にはいい映画でしたねぇ。
結構いい
邦題が変っていうことは置いておいて結構いい映画だった。こういうリラックスして観れる感じが良かった。
お父さんがゲイっていうことを知って、やっと子供のころの謎が解けたんじゃないだろうか。子供として両親が愛し合ってたか気になるのはよくわかる。少し自分と重ねて観てしまった。ちょっと変わったアナと出会ったオリヴァー。アナはオリヴァーのお母さんとなんとなく重なるところがあった。38歳になっても独身でほとんど結婚は諦めていたようなものだったオリヴァー。そこにアナが現れる。アナは少し変わってるし付き合いも簡単なものじゃなかった。オリヴァーは何度も思う悩むしアナも同じ。でも誰でも未経験で知らないことばっかりなんだと思う。
このアナ役の女優さん、グランドイリュージョンにも出ててすごく綺麗。グランドイリュージョンの時はもう少し英語がフランスよりだったような。
while I understand up to 150words.-I don't talk.
今日は、しっとりとした映画観ましたょ。
ユアン・マクレガー主演「人生はビギナーズ」。
38歳で独身のオリヴァー(ユアン・マクレガー)は、
母親が亡くたったあとで 父・ハル(クリストファー・プラマー)から
「私はゲイだ」と カムアウトされる。
それからのハルは、「ゲイクラブ」やパーティー、若い彼氏などをつくり、人生を謳歌していた。
ハルは末期ガンに冒され、余命わずかしかなかったが、とても前向きで、そのことにオリヴァーはとても戸惑った・・・。
母とは?
母とは愛し合っていたのか?
母のことや、人生のことや、色々なことを父と語り合った。
そうしていくうちに、父の苦悩や 父と母との関係など
父が悩みながら生きてきたことを知った。
しかし、父が亡くなり オリヴァーは またふさぎ込んでしまう・・・。
そんな時、友達がパーティーに誘ってくれ、父の忘れ形見の犬 アーサー(コスモ)を連れてパーティーへ向かった。
その会場で、チョッと不思議な女性 アナ(メラニー・ロラン)と出会う。
最初は、もう少し明るい感じの作品なのかなー?って思ってたけど、
明るいのはお父さんのハルやそれを囲むゲイ仲間で、
全体的に思い悩むシーンが多いように思った。
オリヴァーの回想シーンなどのほか、時系列がバラバラだけど
逆にそうすることによって オリヴァーの心の動きが表れているようで決して観にくくはなかったかな。
それと、最初にニコッとしてしまったのが、アーサー役のジャック・ラッセル・テリア「コスモ」ですね!
主人公が、とても可愛がっているんだけど お話(心で)するんです。
「while I understand up to 150words.-I don't talk.」って感じで。
なかなかの名演技です。
「次は何言うんだろ?」って、カナリ気になっちゃいましたw
続きは 実際にご覧になって確かめてくださいね。
とにかくユアンが素敵
孤独
ぬーん、がっかりパターン
皆、人生初心者
38になっても独り身で奥手なオリヴァーは、ある日、癌患者の父からゲイである事を告白され…。
見る前とは少々印象が違った。
もうちょっとコミカルな内容かと思ったら、意外と静かに淡々と進むし、時系列もバラバラ。
よくある笑って泣ける感動作を期待すると肩透かしを食らうかも?
メイン3人の演技は素晴らしい。
ユアン・マクレガーは、こういう繊細な役を演じると、本当に線が細そうな人物に見えてくるから面白い。
オリヴァーの38にしての初の恋のお相手、メラニー・ロランはやっぱり綺麗。
そして何と言っても、本作でオスカーを受賞したクリストファー・プラマー。軽妙で味わい深い名演は必見。
癌宣告を受けたにも関わらず、余生を謳歌する父。
なのに自分は、いい年なのに、人生を楽しめていない。
そんな父に感化されるオリヴァー。
恋をする。人生を再スタートさせる…。
不器用な生き方だけど、手探り手探り、人生を見出していく。
そうやって見つける幸せもある。
だって、皆、人生初心者=“beginners”なのだから。
ハートフルな感動作ではないが、しみじみとした人生讃歌。
素敵な映画だが‥
‥だが‥
◇映画経験値や偏差値は高め/だ‥
同じく‥
字幕も多く&早くて‥
展開も時系列をシャフルしてるので‥
◇劇場よりDVD向き/でなかろうか‥?
見るのに‥或る程度の資質が要るかも?
知らずに借りたら‥
アカデミーからんだ一作だった(・ω・)ノ
単純明快/ザ・ハリウッド!的なのが好きな‥俺好みの映画では無い‥。
‥無いが‥↓
素敵な一作!
♪Eマクレガーは‥ホントに素敵な俳優サンで‥
♪Mロランはホントに素敵な女優サンだ!
☆評は‥
DVD100円水準にて‥(^-^)
DVD買う度⇒④★★★★★
モ、1回見たい度⇒③☆☆☆
オススメ度⇒②〜④♪♪♪♪?
デートで見る度⇒③◎◎◎
観る相方o(^o^)o】どちらかと言えば‥女子向きか?
観た後のお店】パシフィックキュイジヌ?カルフォルニア的なダイニングへ‥。
観た後の飲み物】白ワイン飲みたくなった(o^-')b
〜〜〜〜〜
◆事前の予習検索ワード◆
ミルク議員/アメリカ社会における同性愛者考察/フレンチ・ユダヤ等のマイノリティ考察
↑予備知識が無いと‥ぽかんとしちゃうかもよ?
伯爵・・【準品質保証作品】に認定(*^^)v
自然な呼吸でみせてくれました
映像も好き、音楽も好き。いい感じにこじんまりした、いい作品でした。
子どもにカミングアウトされたら…は想像しないでもないが、さすがに親からっていうのはノーマーク、察するに余りあります。
ユアン・マクレガー演じる主人公オリバー、繊細でシャイで地味な方向にちょっとズレてて、応援せずにはいられませんでした。父親の若い彼氏から繰り返される問いに真摯に答えるのが印象的でした。
「それは、僕がゲイだから?」。一緒に思いをめぐらせました。
ちょっとした変人ばかりだけれど、しっかり描かれ一貫していて気持ち良かったです。
キャスティングがぴったりで、名優達が自然な呼吸でみせてくれました。
それにワンちゃんが名演技!売れっ子くんなんですってね、モサモサが可愛らしいです。
わんこザムービー
物語運びが非常にユニークですね。
話の冒頭でイキナリ父が「ゲイ」と明かすところも中々イキだなー、と。
主人公オリバー(マクレガー)のモノローグで様々な年代の時系列を目まぐるしく移行し2003年の舞台・現在と対比させ、その時々に父がゲイであった事実の「ああそう云えばあの時」感と、母は一見奔放でありながら心に何か得体の知れないモノを抱えていたことを示唆し、現在から数年前の父のゲイカミングからの闘病生活模様を挟みつつ、一人の女優アナ(メラニー・ロラン)と奇妙な出会いを果たし恋に落ち、そこから僕らはどうなっていくんだろう、という、まあ複雑に見せて話は単純で、見せ方、控え目なユーモア感、軽いコメディ要素、別にマイノリティーに偏見を持ってるつもりはないのに、しきりに父のパートナーから「偏見を捨ててくれ」的に云われる感じとか、何だろう、そういう語り口が全部心地よく楽しかったです。
映画を包む雰囲気が兎に角優しいんですよね。
それで、まあそれは置いといて。
自分が一番言いたいのはそこじゃないんですよ。
犬なんですよ、この映画は。
犬!犬が可愛い!
親父からの唯一の忘れ形見、アーサー君!
オリバーの後ろをチョコチョコ付いて回るし、字幕で語りかけて主人公の話し相手になって上げたり、家に置いてかれると悲しげに鳴くし。
もう!「もう何だこの愛らさは!」と!
「何だこの傍に置いときたい感は!」と!
あんなキョトンとした顔されて話しかけられたら一日中でも語り合いたいぐらい!
オリバーだけじゃなく、一旦仲良しになったらアナの後ろ付いて歩くし、ゲイ役のゴラン・ビシュニックにべったり懐いたり。嗚呼!俺にも懐いて欲しい!
自分犬飼ったことないんですけどね、ジャック・ラッセル・テリアって云うんです?飼いたくなりましたよ本当!
この忠犬名犬迷犬アーサー君のお陰で、主人公オリバーの深い喪失感がどれだけ中和されたことだろうか、という。
たぶん、この映画の7割8割方はアーサー君がイイトコ持ってっちゃってます。
マクレガーもメラニーもクリストファー・プラマーもお株取られちゃってます。
いやー、とても良い犬映画でした。
全46件中、21~40件目を表示