「前日譚と解っていると…」遊星からの物体X ファーストコンタクト うにたん♪(コロナが当たり前の世界)さんの映画レビュー(感想・評価)
前日譚と解っていると…
ラストも見当が着くのが難点ではあるが、前作よりも進歩した映像で綺麗に見せてくれる点は良い。
だが内容的に変わった感じはない。CG化によってアクションはスピード感が増してる為その辺は迫力として伝わる。
ただ『遊星からの物体X』を観ずに観ると近年にあったホラー作品と見比べる事になるため、似たような描写があり映像的に驚く程ではない。
しかし、くっつこうとする気持ちの悪さはある。(笑)
『遊星からの物体X』を観ているならあの死体はこの人か?など思い返したり、見直したりする事がありそう。
悪くは書いたが作品のクオリティーは高いので、単品でも十分楽しめる。
誰が入れ替わっているのか?中々区別が付かない所を歯の詰め物やピアスの有無などで見分ける展開は採血で調べた『遊星からの物体X』とは違う科学的なアプローチで、エイリアンのコピー能力と同化を解りやすくしてくれている。
前作ファンだとこちらの方が壮大に作られており、ちょっぴり残念な気持ちも湧いてくるのだが…。
ラスト前に、ケイトとヘリ操縦士カーターの呼気が白かったので両方人間だと思ったけど、焼かれたカーターは本当にエイリアンだったのだろうか? ピアスが外れただけで、ピアスホールが見えなかったとか?映像ではピアスの有無は解っても、ホールの有無までは確認出来なかった…。
しかし、あれだけの会話能力を有していて、ピアスを反対に付けられるとしたら、エイリアンの判別方法は限られてくるし…。
前作に繋がるラストを見せられると当然また『遊星からの物体X』が観たくなる(笑)
恐ろしい…恐ろしいループ力(笑)
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