劇場公開日 2012年9月21日

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「トム・クルーズにrock'n'roll!」ロック・オブ・エイジズ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0トム・クルーズにrock'n'roll!

2014年6月13日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

話は単純。
音楽で成功する事を夢見て上京して来たヒロインが、同じ夢を持つイケメンと出会って、恋に落ちて、擦れ違って、挫折して、再燃して、夢に向かって再び!…というもの。

そこら辺をカバーしたのが、1980年代の珠玉のロックナンバー。
登場人物たちが織り成すロック・ミュージカルも魅力的。

時代はロックからポップやラップへ。
しかし、登場人物たちが愛するのはロック!
日本の某ロックミュージシャン、Y・U氏のお馴染みのフレーズが聞こえてきそうだ。
rock'n'roll!

主役二人はちと影が薄いが、脇を固めた実力派たちが個性的。
ゲイカップルだったクラブオーナーのアレック・ボールドウィン&ラッセル・ブランド、セコいマネージャーのポール・ジアマッティ、異常なまでにロックを敵視する市長夫人のキャサリン・ゼタ=ジョーンズ…。
とりわけ強烈インパクトを残すのが、カリスマロックミュージシャンのトム・クルーズ。
酒と女に溺れ、意味不明な言動、ほとんど半裸で自慢の肉体美を惜しげもなく披露…トムにはぴったりの役!?
「マグノリア」「トロピック・サンダー」など、助演では面白い仕事をする。

近大