劇場公開日 2012年9月21日

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「優劣だけで映画は語れない。」ロック・オブ・エイジズ ONIさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5優劣だけで映画は語れない。

2013年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

いや、よかった。となりの女性が泣いていた。これ舞台の映画化でしたか、いい企画だと思うんだけどなぜ流行らなかったかとうとやっぱり全面80年代を推すと恥ずかしいですかね。
ぴきぴきの80年代サウンドには、確かに「輝く明日」「きらめく明日」が充満していて、それにのっとったストーリーはまさに80年代的。さらに、どことなくマイ・フェイバリット『ファントム・オブ・パラダイス』へのオマージュというか、たぶん監督が好きでなのであろう箇所にもニヤッとしてしまう。
とりわけ深い何かが隠れてる訳でもなく、目新しい何かがある訳でもなく、トム・クルーズは流石にどうだろうとは思いつつも、やっぱり音楽の力は凄いんだ、と思う。優秀な映画を観るためだけに金払ってるんじゃないので、こういうのもアリだな、と思います。

ONI